路地裏メルボルン

フィルムカメラで撮るスナップ写真を中心に、オーストラリア、写真、カメラのことを綴っていきます

やはり、いいぞ、サンハン•ズマロン35mm

毎度、ran135 です。

 

今回はサンハンのズマロンこと、ライツ、ズマロン35㎜F3.5です。

 

 

御覧の通り、現在、所有しているサンハン•ズマロンは、メガネ付きです。これ以前にも、3本サンハン•ズマロンを使ったことあるんだけど、どれも曇りがひどくなってきて手放しました。曇りの出やすいレンズで有名です。

 

手持ちのメガネ付きはスコーンとクリアにぬけた綺麗な玉です。

僕はあまりメガネ付きには興味なかったんですけどね。重くなるし見た目も大袈裟になるし。せっかくの小ささがスポイルされるような気がして。いいのは、65cmまで寄れることくらい。あ、それと外付けファインダー無しでもM3で使用可能なことか。

 

 

サンハン•ズマロンは写真家、渡部さとるさんのお気に入りとして有名ですね。「旅するカメラ1」と「ライカ通信」の中で、その良さについて書かれています。渡部さん所有のズマロンもメガネ付きです。

 

ライカM4 ズマロン35㎜F3.5 イルフォードHP5+ オーバーン、オーストラリア

 

使ったフィルムはイルフォードHP5+です。撮影地はオーバーンというホーソンのとなり街です。時間帯は朝、日が登った後くらい。

 

ライカM4 ズマロン35㎜F3.5 イルフォードHP5+ オーバーン、オーストラリア

 

ライカM4 ズマロン35㎜F3.5 イルフォードHP5+ オーバーン、オーストラリア

 

いや、こうやってスキャンした写真見ると、綺麗にトーンが出ていて、改めて「いいな」と、再認識させられた。実はズミクロン35mm6枚玉ツノ付きを手に入れたので、手放そうかと思っていたのですが、これ見て思い止まっています。買い直そうと思っても、曇ってないレンズを見つけるの大変だろうし。

 

 

ライカM4 ズマロン35㎜F3.5 イルフォードHP5+ オーバーン、オーストラリア

 

ライカM4 ズマロン35㎜F3.5 イルフォードHP5+ オーバーン、オーストラリア

 

ライカM4 ズマロン35㎜F3.5 イルフォードHP5+ オーバーン、オーストラリア

 

ライカM4 ズマロン35㎜F3.5 イルフォードHP5+ オーバーン、オーストラリア


久々に現像したのだけれど、乾燥ムラとか、ほこりが結構ついていて、ちょっと汚いネガでした。まだ2本残ってるんだけど、今週末できるかな。ちょっと自信ない。
5週間前から、サッカーのプレミアリーグ、今週からはチャンピオンズリーグが始まり、それに時間取られてしまっているからなあ。

やっぱりデジタルって楽だなと思う。

 

そういえば、英国女王がお亡くなりになりましたね。ご冥福をお祈りします。

 

 

ブレットトレインを観てきました

毎度、ran135 です。

 

先週末、息子と一緒に「ブレットトレイン」を観てきました。

 


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面白かった❗

 

オススメです。

 

ブラッド•ピットは2枚目なのに、今回のようなちょっとおどけたキャラができるのがいい。ちょっと軽めのキャラクターは彼にあってると思う。それでいて、ちゃんとかっこいいし。

 

レモンとタンジェリンのコンビが、またいい味だしてる。この二人の掛け合いトークが漫才コンビのようで笑える。この二人に限らず他の役者との絡みも、テンポがよく、ほんとよくできたコメディに仕上がっている。

 

日本の文化、習慣を逆手にとってギャグにしたりと、監督は日本が好きなのかな。日本の挿入歌も渋いしね。

 


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原作は、伊坂幸太郎さんの小説「マリアビートル」なんですが、原作もコメディーなんでしょうか?読んでみたくなりました。

 

それに鑑賞後、日本に遊びに行きたくなりました。

 

ネタをばらされるのが嫌いなので、映画に関しては、ここまでにしておきます。

 

そして、昨晩は「ロード•オブ•ザ•リング: 力の指輪」を観ました。第1話ということで、キャラ設定、ストーリー設定がメインだったのですが、期待していたよりは面白いかもと思いました。

 


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それよりも驚いたのが、映像の鮮やかさ。眼がいたくなるくらい鮮やか。紅葉のシーンとか全然リアルじゃない。この派手な映像は「ソー」の最新映画も同じで、これからのCGを使うアクション、ファンタジー映画の主流になっていくのだろうか。「ちょっとやりすぎじゃない。」と思うのだけど、慣れてしまうのかな。テレビやネットの動画等のHDも普通に違和感なく観てるからね。

 

でも、フィルム写真のカラーもいいんだよね。眼に優しい(?)。こういったデジタル画像とはひと味違ったところが、オージーの若者に受けているのかもね。

 

次回は、ちゃんと写真にもどります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニコン New FM2歩くソーンバリー

毎度、ran135です。

 

今回も、ソーンバリーです。

先日、ようやくフィルム2本を現像、そして、スキャンも一気に終わらせました。まだ、現像2本残っています。これだけためると、「デジタルの利便性もいいかな。」と思う、今日この頃。

 

前回2回は、2021年撮影だったのですが、今回のはちゃんと、今年、2022年7月に撮影した写真です。予定では、イルフォードXP2で撮影した写真と一緒にブログに載せようと思っていたのですが、、

 

 

leica-format.hatenablog.com

 

 

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訪れた理由は、去年と同じ、息子のサッカーの試合が行われたため。ホント、「ちゃんと、撮影目的で訪れろよ。」と思うのですが、なかなかまとまった時間が取れないので、仕方ない。

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

カメラは、ニコン New FM2です。最近はこれを持ち出すことが多い。だって、ほんとに使いやすい。サイズも重さも、僕にはちょうどいい。内蔵露出計も、正確だし、癖もなく使いやすい。こんなにいいカメラなら、「もっと早くから使っておけばな。」と、思う。何故なら、このカメラが、現役で、新品で売られていた時には、一眼はキャノン党だったので、気にはなっていたが、素通りしてしまっていた。

まあ、その当時、ニコン機を使っていたら、おそらくF一桁機にこだわっていただろうと思う。

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

ここは、閉まっていて、以前何があったかは、わからない。去年カラーで撮影した写真があるので載せておきます

 

Leica M4-P, Nokton 50mm f1.5 L-mount, Kodak Ultramax 400

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

ハンバーガーのバンの写真も以前撮ってますよね。

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

ドアと窓の写真は、カラーの方がよかったと思う。

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

レコードとオーディオセット。また、レコードでゆっくりと音楽鑑賞したいですね。

 

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

ネオンの下にある、CAMPARIのシェードの見えるバーでは、コルトレーンの”マイ フェヴァリット シングス”を大音量でかけていて、いい雰囲気でした。

 

 

Nikon New FM2, Nikkor Ai-s 35mm F2,イルフォードHP5+, 2022年7月撮影

サッカー場にある売店の裏口。ニッコールレンズもいい味出しますね。

 

確か、去年、ソーンバリーから、隣街のノースコートを歩いて撮った写真があるので、探してみます。

 

さあ、頑張って、あと2本現像しないと。

ソーンバリー (Thornbury)、モノクロ編、ライカM4-P、ビオゴン35㎜、イルフォードXP2

毎度、ran135 です。

 

今回も、ソーンバリーの写真です。去年の7月に撮影という事で、一年前の写真になります。ちょうど、ロックダウンになる直前です。だからまだ人出も少ない。あと、メルボルンの冬が寒いことも影響していると思います。

 

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フィルムは、イルフォードXP2です。このフィルムは、C41というカラー現像処理ができるため、特別な現像処理を頼まなくていいというメリットがあります。そう、直ぐにその場で現像してもらえる。メルボルンだったら、混み具合にもよりますが、30分から1時間で、上がってきます。

とはいうものの、日本に帰国している折、都心のキタムラで同時プリントををお願いしたら、「現像液が汚れるので、専用ラボに送ることになります。」と断られました。その後、京都に行った時、ヨドバシにお願いしたら、同じ扱いでした。

メルボルンでは、そんな経験したことないので、かなり驚きました。今は、どうなってるんでしょうね。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

とにかく、このイルフォードXP2 はラチチュードが広いので、夜の撮影など、少し露出が難しい状況でも、少し露出オーバーに撮っておけば、かなりの割合で写っている。僕の様な、ずぼらな撮り方をする人間には、とってもありがたいフィルムです。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

カラーネガもそうだけど、露出オーバーに撮っておけば、後で何とかなります。アンダーは目も当てられないくらい、粒子があれます。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

 

M4-Pにつけたレンズは、コシナのビオゴン35mmF2。開放でもほとんど破綻がない。昔のライカレンズも、良く写るし、それぞれに個性があって、大好きなのですが、このビオゴンは、どんな悪条件でも普通に写し取ってくれるんじゃないかという安心感がある。これってすごく大事だよね。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

 

サッカーの練習してる息子を迎えに行く必要がなかったら、ゆっくり一杯くらい飲めたのにな。けど、この夜は結構寒かったのに、外で飲むなんて、気合入ってるよな。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

寒い夜は、ワインバーで赤ワインもいいですな。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

息子の手前、飲酒運転はできない。仕方なく、ここのカフェでコーヒーを飲みながら少し暖を取りました。もちろん店内で。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

 

お店の中には、古い映画のポスターが貼ってて、ちょっと気になったレストラン。カフェ?

しかし、すでにコーヒーを飲んでいたので、外から撮影のみ。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

上のお店の前にあったオブジェ。

 

コシナのビオゴン35㎜、光のにじみも少なく、ボケも暴れることもなく、万能レンズですね。

 

個性もあって、個体差もある、中古の古いライカレンズも面白いのですが、信州で製造されているレンズもいいですよ。レンズから鏡胴,まで自社製造。

www.cosina.co.jp

コシナの熱意を感じるサイト。

Bessa Rシリーズのレンジファインダーカメラにも言えることだけど、ライカをある程度使ってみてから、コシナの製品を使ってみると、その良さが分かると思う。

特に、フォクトレンダーのヴィンテージシリーズはこだわって作っているのではないかと、勝手に想像してます。というのも、以前使ったことのある、ヘリアー50mmF3.5のフォーカスリングの感触がとても良かったので。

 

これだけ、コシナの事を誉めておきながら、現在、手元にあるのは、Bessa R3MのカメラボディとツァイスZMレンズ2本だけです。

 

デジタルのボディとの相性はわかりませんが、フィルムで使うなら、コシナ製のレンズもいいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

メルボルンのフィルムカメラとフィルム写真事情

毎度、ran135です。

 

又、ブログほったらかしにしてしまいました。仕事と家庭と趣味のバランスが上手く取れていればブログの更新も苦にならないのですが、そんなに世の中上手くいきませんね。

写真は撮っていて、モノクロの現像3本溜まってます。カラーは2本、ラボから上がってきたのを、何とかスキャン終わらせました。

フィルム写真、好きなのですが、上手く時間が取れないとストレスとまではいかないけど、未現像のフィルムを見るともどかしさを感じます。

ウィノグランドと比べたら未現像フィルムが3本なんて気にするほどでもないけど。

更に、未スキャンのフィルムも発見。去年の6月に撮影したもの。これは先日スキャン完了。これもマイアーさんと比べたら1本未スキャンなんてあってないようなものですね。

 

こんな状況になってくると、デジタルって楽そうだなと考えてしまう。「GRIIIがいいなあ。」なんてね。

 

さて。前置きはここまでにして、本題に入りましょう。

 

 

フィルム事情

撮影機材:ライカM‐モノクローム ズミクロン35㎜‐2nd

まず、僕がいつも利用しているラボの状況。大学に近く交通の便がいい事もあってか若い人たちが撮影済みのフィルムを持ち込んで来ています。時には並んでることもあるし、人によっては5本とか10本とか、お願いしていることも。ラボの店員さんも一人増えたし、忙しそうだ。

5年ほど前だったと思うけど、お店をたたもうかとオーナーの方が考えたくらい需要が落ち込んでいたんだけどね。コロナ禍におけるロックダウンも乗り越えられて、お店が賑わっているのを見ると嬉しくなります。いや、まじでお店を続けて頂いて感謝してますよ。

 

メルボルンはこの他にフィルム専門店というのでしょうか、フィルムの販売と現像、プリント、スキャンをするお店が増えて、僕が知っているだけで4店舗ある。その上、カメラ店で未だに現像、プリント、スキャンをその場でやってくれるお店が3店あります。

僕の知っているお店だけで8店舗。(多分これだけだと思うんだけど)

たかが人口約500万人のメルボルンに8店舗。ちょっと多くないですか?

その他に、フィルムだけ通販で扱ってるお店があります。一軒は、たまに面白いフィルムが入荷しているみたいなんだけど、すぐ売り切れになってます。

こうやって見ると、結構フィルムの需要があるのだと思う。

 

フィルムカメラ、中古カメラ事情

撮影機材:ライカM‐モノクローム ズミクロン35㎜‐2nd

さて、フィルムカメラの方はどうでしょう。

先日、お付き合いのある、最近リタイアされたカメラ修理人の人のところへ遊びに行きました。

その人が修理をよく頼まれていたカメラ店で、今人気のあるカメラの事を聞きました。

なんとフィルム時代のフツーのコンパクトカメラが売れてるらしい。別に高級コンパクトと言われるものでなく、又、オリンパス ミューやXAとかカルト的なカメラでもない、フツーのコンパクトカメラ。それで、後でそのお店を覗いてみてビックリ。20台ほどのフィルムコンパクトカメラが商品棚に並べてある。

90年代、80年代のペンタックス、キャノン等々。価格は日本円にして1万円から2万円程。修理人の方によると、それらのカメラは日本から仕入れてきているらしい。しかも売れてるようです。それらのカメラって日本では、すごく安そうだけど、日本でも人気あるのでしょうか?どうなんでしょうかね。

あと、一眼は相変わらずペンタックスK1000が人気で、最近は、ミノルタSRTも人気出てきたようです。これって、ジョニー•ディップ( 映画 MINAMATA )の影響かな?

中古ライカは最近品不足のようで市場に出回ってこない。又、出てきても高値で、それでも、すぐ売れていくそうです。

オーストラリアの中古カメラ市場は日本と比べると非常に小さいのですが、それでも、中古カメラの動きはいいような感じがします。値段も強気だし。

 

メルボルンでは、まだアナログ写真ブームはあるようですね。コロナ禍で世界最長期間のロックダウンがあったにも関わらず、アナログ写真の人気が続いているので、僕も驚いてます。

 

フィルム写真ブームに危機が

撮影機材:ライカM‐モノクローム ズミクロン35㎜‐2nd

メルボルンのフィルム写真は安泰だと言いたいところなのですが、実は、大きな危機が訪れていたのです。

「修理人がいなくなってきている!」

僕の知り合いの方もリタイアされました。あと、大手の修理会社もアナログカメラの修理は受け付けなくなりました。今、オーストラリアにはメルボルンに小さい修理会社が一つ、あと、ブリスベンにひとつあるだけだそうです。先述のフィルムコンパクトカメラを売っているお店も簡単な修理はできるみたいですが、ちゃんとトレーニングされた職人ではないようです。

ライカ関連では、ライカの修理人がメルボルンに二人おられたのですが、(彼ら二人と前述の大手修理会社がオーストラリアのライカの修理をやっていたと思う)、一人は最近引退され、もう一人の人も高齢なのでいつ引退されてもおかしくない状態です。

 

そうなんです。フィルムもカメラもあるのに、直す人がいなくなるかもしれないのです。もし、これが原因で、フィルム写真文化が衰退していくことになれば、とても残念だなと思ってしまいました。

 

僕の、所有しているカメラはほとんどがコロナ禍前に調整とかクリーニング、あるいはオーバーホールしてあるので、当分は大丈夫だと思う。

 

けど、何かあって直せないとかなると、かなりショックだろうなあ。

やっぱり、その時はデジタルかな。やっぱりGRIII? 完全にデジタルメインにするなら、M10かな?

まあ、フィルムカメラは複数所有しているので1台壊れても、写真が撮れなくなるわけではない。だから、心配する必要なんてないんだけどね。

 

少し未来に不安はありますが、今現在においては、メルボルンはフィルム写真を楽しむことに関して、いい環境にあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライカM4-Pと歩くソーンバリー(Thornbury)

毎度、ran135です。

 

阿部元総理の事件は、こちらオーストラリアでも大きく取り上げられました。こちらの知り合いからも、いろいろ事件について尋ねられました。事件の解明もしっかりやってほしいですが、どうやってハンドメイドガンを取り締まっていけるのかについても、しっかり検証していただきたいな。

 

日本もコロナウィルス羅漢者の増えてるようですが、こちらでも増えてきています。メルボルンのあるビクトリア州では、今のところ、何の規制もなく、マスクを推奨しているだけです。マスクが規制にならなくて驚いています。昨年、一昨年はロックダウンをはじめ、規制だらけでしたから。政治的な理由でマスク規制は避けられたようです。

どこの政治家も同じようなもんですね。

 

今回の写真は、去年のロックダウン明けてから撮った写真です。使用機材は、ライカM4-P。

レンズは、信州コシナのノクトン50㎜F1.5のLマウントです。

 

撮影機材:Kodak Retina 3C, Ilford HP5+

場所は、Thornbury・ソーンバリーという7kmほど北へ行った街です。ここも以前は、けっこう危ない雰囲気のある街だったのですが、前とは全然違って、お洒落な街になっています。といっても、少しばかり、その危うい面影は残していますけどね。

メルボルンの北の街は、インテリ層、IT関係などのプロフェッショナルと言われる人たちが、集まってきているので、それらのニーズに応えるお店が増えるのは必然の成り行きでしょうか、きれいな洒落たお店やバーなどができています。

 

ライカM4-P、ノクトン50mmF1.5・Lマウント、Kodak・Ultramax400、2021年11月撮影

駐車場沿いの落書き。

 

ライカM4-P、ノクトン50mmF1.5・Lマウント、Kodak・Ultramax400、2021年11月撮影

この駐車場の隣に「Welcome to Thornbury」 というビアガーデンがあります。

 

ライカM4-P、ノクトン50mmF1.5・Lマウント、Kodak・Ultramax400、2021年11月撮影

 

ライカM4-P、ノクトン50mmF1.5・Lマウント、Kodak・Ultramax400、2021年11月撮影

 

ライカM4-P、ノクトン50mmF1.5・Lマウント、Kodak・Ultramax400、2021年11月撮影

 

ライカM4-P、ノクトン50mmF1.5・Lマウント、Kodak・Ultramax400、2021年11月撮影

ベンチもよく撮る被写体です。そしてバックグラウンドは落書き。ワンパターンです。

おそらくこの辺りから、ノースコート(Northcote)という街に名前が変わります。

次の2枚の写真はノースコートの街に入ってます。

 

ライカM4-P、ノクトン50mmF1.5・Lマウント、Kodak・Ultramax400、2021年11月撮影

ファッションブランドのようです。

 

ライカM4-P、ノクトン50mmF1.5・Lマウント、Kodak・Ultramax400、2021年11月撮影

インド料理店なんだけど、弁当もあるのかな?

 

コシナのレンズは、どれも良く写ると思う。このLマウントのノクトン50mmは癖もなくカラーでもモノクロでも無難にいろんな情景を写し取ってくれていました。

過去形になっているのは、年始に行った機材の整理の時に手放しました。少し大ぶりなくせに、90cmまでしか寄れないので、手放したんだけど、後悔してます。別に手元に置いておいても、まだ出番はあったと思うので。

 

久しぶりにソーンバリーに来たけど、ひとりでゆっくり歩いてみたい。

ここに来たのは、息子のサッカーの特別練習があったから。その時間にちょっとブラブラしてただけ。何回かサッカーで来なければならなかったので、モノクロで撮った写真もあります。今度、機会を見つけて投稿します。

 

 

 

 

 

エルマーM50mmf2.8 とイルフォード デルタ400でスナップ写真

毎度、ran135 です。

 

以前に撮ったスナップ写真です。

機材はライカM6TTL0.85にエルマーM50mm F2.8。

撮影機:初代Mモノクローム、ズミクロン50㎜F2-2nd

 

フィルムはイルフォード デルタ400。僕は、イルフォードHP5plusをよく使うのですが、デルタが安売りしていたので4本買いました。

デルタはフィルム全盛時に何本か使っただけ。その当時はT-grain 系はコダックT-max を使っていた。コダックの方が安かったように記憶している。間違ってたらすいません。

 

場所はフィッツロイ。メルボルン市内から約2kmあまり。若者、学生に人気のファッショナブルな街です。ストリートアートや落書きが至るところで見られます。

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

路地がたくさんあるので、ブラブラ、うろつきながら写真を撮ってます。

 

フィッツロイはフィルムを買いに来たり、仕事関連の買い出しで訪れることが多いです。時間があればブラブラ路上でスナップ写真を撮る、といった感じです。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

 

デルタ400、久しぶりに使った感想は、「なんか思ってたより粒子が荒くコントラストが低いな。」

それで、ググって調べてみると、ロジナール現像液との相性がいまいちみたい。特に25+1の希釈の時。50+1、100+1は結構いけるようだ。どの希釈率でも思うような結果にならなかったという人もいた。

あと、ロジナール現像液とT-grain を使ったフィルムとは相性が悪いという記事もあった。

加えて、スキャンの設定もまずかったと思う。アンシャープマスクを自動じゃなくて、もうちょっと弱めにするべきだった。

粒子好きだからいいけど、それだったら、他のフィルムでもよかったかなと思ってしまう。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

 

エルマーM 50mm はカラーフィルムで撮影することが多い。カラーではすごいコクのある色を出すけど、今回のデルタ400のフィルムでは、ちょっとあっさりしているように思う。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

 

M6TTL0.85は当時新品で買ったけど、M6チタンよりは出番が少ない。もともと35mm派なので50mmを使うことが少ないから。

「じゃあ、何で買ったん?」となるよな。

0.85を50mm専用にして、M6チタンは35mm専用にするという、もっともらしい言い訳。こうやって、言い訳をつくって、機材を買い増していくんだよ。そうですよね、皆さんも。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

 

M6TTLはシャッタースピードダイヤルの回転方向が逆なので、苦労するかなと思ったけど、そういうことはなかった。むしろ、大きくなった分、見易くなった

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

この写真は、コントラストも粒子感もいい感じ。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

ストリートアートと落書きのコラボ。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

上2枚の写真は、コントラストが低い。もしかして露出をミスったかな?

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

ストリートアートもいろんなタイプがあります。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

ダライ・ラマさんの壁画。ダライ ラマさんの顔に落書きする無礼な奴がいるとは。

ダライ・ラマさんに限らず、時間をかけてとてもきれいに描かれたストリートアートの上に落書きする奴がたくさんいるけど、もっと、アーティストに敬意を表すべきだよ。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

ここまでぐちゃぐちゃに落書きされてると、それはそれで、僕は好きなんだけど。

この近くは、コロナいぜんによく通っていた、ヨガスタジオがあります。

今年の冬は寒いので、朝5時半に起きて準備してスタジオに通うのがつらそう、とか言い訳作って、再開できずにいます。ただ単に怠け癖が付いただけだけど。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

この奥には、カフェがあったけど、多分もう店を閉めたのだと思います。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

ドアもよく撮る被写体です。汚いものから綺麗なものまで。

 

イルフォード デルタ400、現像してスキャンした時は、スキャンに苦労した事もあり、いまいちピンとこなかったけど、こうやって改めて見てみると、好きな写真がかなりあった。又使ってみよう。