毎度、ran135です。7月初旬に投稿しようとしてかきはじめたのに、もう中旬になってしまいました。
フィルムスキャナー
今回の投稿は、スキャナーです。
と言うのも、とうとう、この日が来てしまったから。
長年使っていたスキャナー、コニカミノルタDiMAGE5400が壊れた。
ずっとWindows XP で使っていたんだけど、それが動かなくなり、Vista で使えるようにしたのが一年半程前。Vista では、2、3ヶ月に一回、スキャンした画像をPC に保存できないというエラーが発生。ソフトウェアを再インストールしてだましだまし使ってきたが、今回は、スキャナー事態が壊れた。メルボルンの2週間のロックダウン中、モノクロフィルムを2本自家現像して、さあスキャンしようと思っていたのに。
もちろん、なんとか使えないかと悪戦苦闘したが、時間の無駄だった。
普通ならデジカメに移行するんだろうけど、僕の選択は新しいスキャナーを購入。
以前から、次のスキャナーはPLUSTEK と決めていたので、あまり迷うことはなかった。ちょっと調べたのが、上位機種にするか下位機種のどちらにするかを決めるため。エプソンのスキャナーもチラッと頭によぎったが、中判カメラに手を染めていくのを抑止するために、素通り。ライカ判に専念。
いくつか、Plustek と DiMAGEでスキャンした画像を載せます。あまり細かく比較はせず、貼るだけにしておきます。比較して、欠点などが気になりだすと、他機種が気になってくるので。35mm判の上位機種を買ったのでこれで満足。後は使いこなすだけ。「足るを知る」です。実践すれば人生を豊かに楽しめるんじゃないかな。カメラ、レンズ関連には、この老子のことばが響かない自分です。トホホ、、、
長所
カラーネガの色合わせが簡単。これは、SilverFast 8 という付属のソフトウェアの効果が大きいのかもしれません。彩度が薄く僕の好みに仕上げられる。DiIMAGE は被写体によってすごく苦労するときがあり、それがカラーネガを積極的に使わなかった理由。これからは、カラーネガをカメラに入れる機会が増えるかも。
フィルムシミュレーションが入っているので、もしかしたら、撮影したフィルムの特性が生かせるのかな。少し試したのですが、別に使わなくても付属のソフトウェア、SilverFast8でいろいろ調整できるし、必要ならLightroom で最終調整するので、僕にはシミュレーションは必要ないかも。
音は静か。スキャンスピードも若干速いかな。
カラー作例
上の写真が、Plustekでスキャン、下の写真が、DiMAGEでスキャン。
どちらも、Lightroomで最終調整行ってますが、Plustekはコントラストやカーブなどの調整です。DiMAGEでは、それに加え、色かぶり、色温度や彩度の補正も加えています。又、DiMAGEの画像は、枠がついてますが、これはスキャンした時のままで、トリミングしてない状態です。いつもは、Lightroomで枠を切り取ってました。
Lomo LC-A, Kodak Color-Plus 200
Lomo LC-A, Kodak Color-Plus 200
Lomo LC-A, Kodak Color-Plus 200
Lomo LC-A, Kodak Color-Plus 200
Lomo LC-A, Kodak Color-Plus 200
こうやって並べてみると、Plustekの画像の方がナチュラルな色ですね。青いドアの様な写真は、DiMAGEの苦手な写真で、色合わせに苦労しますが、Plustekはその必要があまりなかったです。
短所
手動の駒送りが面倒。その為、コンタクトシートのスキャンが出来ないから、一枚一枚プレスキャンして確認しないといけない。当たりの多いネガならいいが、外れの多いネガだと時間の無駄。
ごみ取りは、DiMAGEのデジタルICE の方がいい。PLUSTEKでは、モノクロフィルムにもごみ取り機能が効くはずなのだが、あんまり効果がないような。まだいろいろ試す必要がありそう。
モノクロフィルムのスキャンが今一つうまく出来ない。読み込んだ画像を補正しにくい。これも、もう少し色々試してみる必要がありますね。ただこれも、Lightroom で最終調整できるので、あまり問題ない。
モノクロ作例
モノクロ写真は、すでにDiMAGEが壊れてしまったので、Plustekのみの作例です。
Leica M4-P, Summaron 35mm f3.5, Fomapan 200, Plustek 8200i
Leica M4-P, Summaron 35mm f3.5, Fomapan 200, Plustek 8200i
こうやって見ると、モノクロのスキャンも悪くないかな。
と言った感じで、今の所は特に問題ないので、自分なりにソフトェアが使いこなせるようにいろいろ試していきます。