毎度、ran135 です。
もう12月も三分の一が過ぎてしまいましたね。
すぐにクリスマスがやってきて、あっという間に年が開けるんだろうな。
今年もコロナとロックダウンに振り回されてる間に、一年が過ぎてしまったような気がする。仕事が忙しかったのもあるけど、遠出もしなかったし単調な、悪く言えば退屈な一年だった。それでも、仕事の前後に写真だけは撮ってたけどね。
今回はコダックレチナ2cで撮ったメルボルンの写真です。10月に撮った写真で、朝の写真はまだロックダウンの時。夜の写真はロックダウンの制限がいろいろ解除された時のもの。
イルフォードFP4+
久々に、感度125と、感度低めのフィルムを使った。想像通り、僕がよく使う感度400のフィルムよりも粒子が細かい。コントラストは東欧系のフィルムと比べるとメリハリがあってスキャンでの調整が楽だった。透明感があるというか、光を綺麗に捉えてくれる。
何でも綺麗に写し撮ってくれるフィルムだと思う。常用するのにも良いんじゃないでしょうか。
ロックダウン中で、人もいないし車もない。
シュナイダー クセノン 50㎜f2.8、きっちり光を捉えてくれてます。
とっても小さいレンズなのに、良く写る。
このThe Mitre Tavern、普段は、ランチから混んでます。
解放F2.8だったと思うけど、ボケも悪くない。
この時のメルボルンは、ロックダウン中で本当に人が少なかった。このFP4+のフィルムを撮り終えてしまったので、いつも撮っているセンタープレイスの写真はケータイで撮るはめに。しかし、この時は、人がいなくてびっくりした。
今はだんだん活気が戻ってきてるようです。良かった、良かった。
rnmtravelwithkids.hatenablog.com
Fomapan 400 フォマパン 400 は夜がいい
こっちは、チェコのフィルム。安い。これが魅力。
粒子は荒い方。けど、こういった夜の写真は、荒れてる方が好きなので、僕には、問題なし。プロヴォーグの影響で夜のストリートフォトはアレ、ブレ, ボケがかっこいいと勝手に思い込んでる。
この時のメルボルンは外出制限が緩和された時。まだレストラン、カフェはお持ち帰りオンリー。他のお店も閉まってた時だと思う。だから、あんまり人がいなかった。
フリンダースの駅です。
フォマパン400はストリートフォトにいい
このフォマパン400の荒い粒子はストリートフォトにもいいんじゃないかなと思う。コントラストが低めなので被写体によっては眠い写真になるかも知れないけど。
感度400のフィルムはストリートフォトには、ほんと使いやすい。路地に入るとかなり暗くなることもあるから。
次の写真はSofitelホテルに抜けるエスカレーターなんだけど、ここもよく撮ります。
コダック レチナ 2c
昼間のたっぷり光がある時でも、一枚写真を撮るのに、少し手間が掛かる。これはライカの様に慣れで解決できるものでもないと思う。だって絞りとシャッタースピードを変えるのに、必ず目からカメラを離して確認しないといけない。ファインダーも見にくいし。まあ、露出は固定にしておけばいいんだけど、ちょっといじりたいときもあるわけよ。
これが夜になると更に使いにくい。だって絞り値とシャッタースピード値の数字が小さい為に、暗いと確認しずらい。ファインダーも余計に見づらくなる。
で、夜は割りきって、ピントはある程度目測、それに絞り値とシャッタースピード値は固定。露出外したコマもあったけど、撮影中のストレスは軽減された。
レチナはレンズシャッターなので手持ちでかなりスローシャッターが切れるのも利点。
こんな風に、レチナは使いにくいけど、夜の撮影もなんとかいける。
もし、レチナに興味があるのなら、最終型の3C大窓がお勧め。
2c小窓はファインダーがかなり黄色く、しかも暗くて小さいので、見づらい。3C大窓は、ファインダーも無色で大きいので断然、ピントが合わせやすい。3Cのファインダーの欠点は、35㎜、50㎜、80㎜の枠が全部見えるので、ちょっとうるさい。
2C大窓もあるみたいだけど、ファインダーの色はどうなのかな?
今回はこんなところかな。
師走でお忙しいでしょうが、お身体には、くれぐれもお気を付けて。