毎度、ran135です。
最近、ちょっと考えること。
”カメラが増えすぎた‼” 去年の末から増殖し始めた。
減らそうかと考えているが、どれもお気に入りだし、手放すとコンディションの同じようなものが手に入らないのではと思うと、踏ん切りがつけられない。オーバーホールしたカメラがほとんどだし愛着もあるし。
別に手元にあっても困らないけど、ローテーションできなくなってきた。サッカーのプレミアリーグのチェルシー状態です。(ちょっとマイナーな例えで申し訳ない)今のチェルシーというチームは選手を買いまくって選手を使いこなせず中堅チームよりも醜いプレーをしてます。
カメラを増やし過ぎて使いこなせてないから写真が上手くならない僕と、なんか共通のものを感じる。ちょっと(大分)情けない、、、
空シャッターきってカメラも自分も慰めてやるか、、、
このフェラーニアP30の撮影機材のフジフィルムXT100は家族用のカメラ。今まで使っていたフジフィルムX10というコンパクトズームがコロナ禍中に壊れたので買い換え。そしてレンズは今年中古屋で破格の値段(新品でも安いんだけど)でゲットしたTTArtisan 35mmF1.4という中華レンズ。マニュアルレンズなので、カメラの設定とか変えるのが面倒なのであんまり出番がないのですが、値段の割にきっちり写ります。しかし何でこんなに安く作れるんだろう?
今回の画像も、前回のフェラーニアP30と同じロールからの写真です。
メルボルン市内で撮影所します。
ニコンFにつけたレンズは、ニッコール‐H‐Auto50mmF2というオールドレンズです。
このレンズ、F1.4と比べたらかなり小ぶりなのだけど、良く写ります。6枚玉の対称形のシンプルな構成がいいのでしょうね。F1.4も使ったことあるのですが、F2のサイズと写りが好きだったで、F1.4は手放しました。
僕が、フェラーニアP30で気に入ったのは、ハイライトの描写です。ネガで見ると、あまりピンとこなかったのですが、ちょっとスキャンでいじくると僕好みになる。プリントではどうなるのかはわかりませんけど。
すごくお洒落なおばあさんがいたので、パチリ。ちょっと映画っぽくなったかな。
この写真はコントラストがきつかったんだけど、上手く処理できた。階段の描写がとても気に入ってます。
イタリア製フィルムで撮ると、いつもの路地裏も違って見える。黒のトーンもいいよね。
モノになった写真を見ていくと、かなり僕の好きな画を描き出してくれるフィルムだと思った。
ここからの2枚は線路沿いの遊歩道、自転車道で撮影しました。ちなみにメルボルン市内ではありません。
この2枚の写真もそうですが、オールドニッコールレンズとフェラーニアP30のコンビはすごくシャープな写真が撮れる組み合わせですね。今度はライカで試してみないと。
ちょっと癖があって扱いにくいフィルムですが、ストリートスナップには向いていると思います。お値段が高めのフィルムで万能フィルムではないから、気軽にはお勧めできませんが、気になる方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこの辺で。