路地裏メルボルン

フィルムカメラで撮るスナップ写真を中心に、オーストラリア、写真、カメラのことを綴っていきます

いかん!フィルムライカの稼働率が減っている

毎度、ran135です。

 

メルボルンは4月初旬のイースターの連休が終わったとたん、急に涼しくなりました。まだ紅葉とまではいきませんが秋らしくなってきています。

 

さて、タイトルにある通り、フィルムライカを持ち出す機会が減っている。3月はフィルムライカで1本も撮り終えてない。1月が4本、2月が2本と僕のペースとしては悪くなかった。しかし3月は0本。4月も中旬に差し掛かろうとしているのに3月に入れたフィルム2本はまだカメラの中。「これはあかん!!!」と思いながら、なかなか持ち出せずにいる。

これはM6だけど、実は今回の写真はMPで撮影したもの。ややこしい。

いろいろ理由は考えられるが、まず一つ目は、3月はローライ2眼での撮影が多かったこと。ローライフレックスは重いし、12枚しか撮影できないので、相棒のカメラは富士フィルムのデジタルカメラになっていた。X-Proと単焦点レンズの組み合わせは結構軽いいんだよね。

今回のライカMPに詰めていたフィルム。これでまとめ買いしておいたFerrania P30はつかいきった。

2つ目は、ストリートスナップをする機会が減ったから。仕事の用事でメルボルンの街へ行く機会が減ったこともあるし、自分の中で写真に対するアプローチを変えようと模索していることとも関係があるだろう。

カメラが変われば、撮影スタイルも多少なりとも変わってくるし、被写体へのアプローチの仕方も変わってくる。最近撮りたいと思っている被写体がライカM型にあっていなかった。

cannibal corpse, 02-2024

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

それとは逆に、富士フィルムX-Pro2と3が、今の僕が求めている撮影スタイルに合っていることが、3つ目の理由。寄れるし感度も上げられる。さらに、忙しい時はデジタルの利便性は非常に助かるしね。

そうは言っても、以前、フィルムカメラ中心で撮影していた時でも、不便とは感じていなかったから、あんまり言い訳にならないんだけど。ウーン、今の自分は、やっぱりX-Pro2,3が気に入ってるんだろう。とりあえず鞄の中に入れるカメラのファーストチョイスがこのどちらかのカメラだから。

 

stairs, 02-2024

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

出番が減っていることには気付いていたから、イースターホリデーから帰ってきたら、フィルムライカを持ち出そうと計画していたんだが、あいにく天気が良くない。雨の日が多い。そうなると、防塵防滴のカメラを鞄の中に入れることになる。あまりにもタイミングが悪い。

 

at Melbourne, 02-2024

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

今度、雨の降っていない、あるいは雨が降りそうにない日は、ちゃんとフィルムライカを鞄に入れよう。早くフィルムを終わらせてあげようと思っている。

Equitable Place, 02-2024Equitable Place

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

Equitable Place, Melbourne 02-2024

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

corner of Little Bourke St & Hardware Lane, 02-2024

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

出番の減る前のフィルムライカで2月に撮影した写真をアップしてきたけど、こうやって改めて見ると、フィルムのモノクロ写真は、やはりいいなと思った。僕の思っているような、あるいはそれ以上に、光をうまくとらえて表現してくれる。

 

今、M3にはイルフォードDELTAが、MPにはコダックGOLDが入ったままになっている。

そう、もう一度自分に言い聞かせよう。「フィルムライカを持ち出せ!!!」

 

それでは。

 

ローライフレックス2.8Dとケントメア100

毎度、ran135 です。

 

いやいや、忙しかった。いつも連休前は忙しい。今週末の連休はイースター(復活祭)、そして、子供の学校が秋休みに突入。

予定通り今週末の連休はブライトへ来ています。

 

実は、去年の末にボロボロのローライフレックス2.8Dをオークションでゲット。レンズに多数の細かいフキ傷が有り、セルフタイマーは故障していて、ファインダーも汚なく、外見も使い込まれた機体。F2.8、80mmクセノタール付きというのが気になり、オークション参入(このプラナーではなくクセノタールというのがみそ)。あっさり勝ってしまった。自分の設定した上限はプラナー2.8Fの相場の1/3以下だから勝てると思っていなかった。この購入、吉と出るか凶と出るか?

 

届いた機体は絞りとシャッタースピード切り換えダイヤルがすごく固かったので、公式には引退されたカメラ修理人にシャッター調整等も含め修理をお願いした。やっと2月末に出来上がってきた。時間がかかったのは、かなり遊ばれていた個体で、シャッター関連の調整が大変だったよう。セルフタイマーは部品がないので無理ということだった。セルフはなくても僕としては困ることはないから、全然オッケーだ。

 

そして、セールになっていた際にゲットしたケントメア100を入れてテスト撮影。

ナラワレンというメルボルンから45km離れた郊外にある街に行く予定があったのでそこで撮影。さて、結果はいかに?

 

送電塔の風景が凄かったのでシャッターを切る。

trap, 03-2024

 

 

 

送電塔の近くの遊歩道をちょっとブラブラ。

 

at Narre Warren South, 03-2024

 

boardwalk at Narre Warren South 03-2024

 

最後はお馴染みボックスヒルにて撮影。

at Box Hill, 03-2024

 

1本目のテストの結果は上々。僕の持ってるプラナー3.5Fの方がシャープな感じで切れはあるように感じる。手持ちのプラナー3.5Fは綺麗なレンズなのに対し、このクセノタールはフキ傷が目立つから、そういったことが関係しているのかもしれない。このあと更に2本、違うフィルムで撮影したので、そちらのレポートも又の機会に。

 

因みに、去年、富士フィルムのXFレンズを揃える為に敢行した機材整理の時、ローライフレックスMX、テッサーF3.5付きは下取りに出していた。テッサーは良く写るし、特にモノクロではいい描写してたけど、75mmF3.5のローライは3台いらないだろうと思い手放した。

それなのに、又再びローライ2眼を購入とは、いつもながら自分の意思の弱さ、物欲の強さをひしひしと感じている。しかし、ボロでレンズ性能に若干の問題はありそうだが、使用に耐えうるF2.8 クセノタール付きのローライフレックスを格安で手に入れたという満足感と悦びは、これ又格別な気分でもある。これから色々遊べそうだ。

 

それでは。

 

 

 

 

 

僕にとってX-Pro2, X-Pro3は万能カメラだった

毎度、ran135です。

 

今回は前回紹介した街ブライトのデジタル編。

 

leica-format.hatenablog.com

 

去年のクリスマス休暇に持参したカメラはフィルムはローライフレックス3.5 F、デジタルはフジフィルムのX-Pro2とX-Pro3。X-Pro2にはXF18mm-135mmの高倍率ズームレンズ、X-Pro3にはXF30mm マクロレンズを付けて。交換レンズはなし。去年、色々手持ちの機材を整理してフジXFレンズを何本か揃えてきていたので、交換レンズを持っていくか悩んだが、荷物が増えるのでやめた。まあ、車で行くから、荷物が少し増えたところでどうってことないけど、僕の場合、荷物が増えると気持ちも重くなるから。

 

スナップで使えるマクロレンズ。45mmの画角がスナップにはいいし、さらにマクロもできる。鏡胴が長いのがマイナス点だけれど軽くてマクロができるのでよしとしてます。

X-Proシリーズにはちょっと大きい気がするけど、使ってる間は気にならない。

結果から言えば、この2本で全く問題なく撮影できた。この辺は、個人によって違うだろうから、あくまでも僕のケース。

普通のフジフィルムユーザーならX-Proシリーズはストリート用なんだろうけど、僕の場合はデカイ高倍率ズーム、そしてマクロレンズを付けて風景写真も任せてしまう。勿論、普段のスナップ写真にも使うので、僕にとってはまさに万能カメラ。あと、防塵防滴だし、雨もビーチもオッケーというのも心強い。この時も雨が降ったり止んだりしていたから、大助かり。

フジフィルムX-Pro3 XF30mmマクロ 2023年12月撮影

フジフィルムX-Pro3 XF30mmマクロ 2023年12月撮影

フジフィルムX-Pro3 XF30mmマクロ 2023年12月撮影

 

フジフィルムX-Pro3 XF30mmマクロ 2023年12月撮影

hydrangea, Bright, 12-2023

 

     フジフィルムX-Pro3 XF30mmマクロ 2023年12月撮影

at Bright, 12-2023

       フジフィルムX-Pro3 XF30mmマクロ 2023年12月撮影 

フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

 

X-T1桁シリーズの方がファインダー倍率も高いとか、いろんな機能面で万能カメラなんだろうけど、基本、未だに僕のメインフィールドは街中だから、X-Proの方が僕にはしっくりくる。

フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

 

フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

今さらX-Pro2とか3とか時代に完全に乗り遅れてるんだけど、ライカM9を手放してフィルムに回帰して8年位、ほとんどマニュアルフィルムカメラで撮影してきたから、旧型のデジタルカメラでも、僕には十分な機能、性能を有している。

フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

at Bright, 12-2023

     フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

at Bright, 12-2023

    フジフィルムX-Pro3 XF30mmマクロ 2023年12月撮影 

 

勿論、X-Proの見た目も格好いいし、それにシャッター音が心地いい、というのも気に入っている点。それから、フィルムシュミュレーションもね。

ネイチャー用にデカイレンズを付けても安定しそうなX-T1桁シリーズもいいかなとは思うが、今の手持ちのレンズならX-Pro 系で何の問題もない。

at Bright, 12-2023

    フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

フジフィルムX-Pro3 XF30mmマクロ 2023年12月撮影

という訳で、X-Pro2とX-Pro3が僕の万能カメラとして出番が増えている。これには、富士フィルムの色がとても好きなところも起因している。

フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

フジフィルムX-Pro2 XF18-135mm 2023年12月撮影

フジフィルムX-Pro3 XF30mmマクロ 2023年12月撮影 

 

特にX-Pro2は出番が多い。X-Pro3の方がAFのレスポンスが上なのでいいのだが、背面モニターが普段は見えないというのは、やはりデジカメとしては不便だと思う。

僕は未だにフィルムカメラを常用している事もあり、デジカメにはフィルムカメラにない便利さも求めている。だから、X-Pro3のいちいちモニターを倒さないと背面モニターで撮影できないのは不便でならない。

だから、X-Pro2を使うことの方が多くなっています。X-Pro3にいちゃもんつけたけど、基本的にファインダーを覗いて撮影することが大半なのでX-Pro3でも全然大丈夫なんだけどね。

だらだらと書いてきたが、今更ながら、本当にX-Proシリーズにはまってしまった。僕にとっては街のスナップから風景までこなしてくれる万能カメラ、X-Pro2とX-Pro3。これからも出番は減ることは当分ないだろう。4代目が出るまでは。(出るかな?)

富士フィルムさん、X-Pro4出してください。

お気に入りの街ブライト(ローライフレックス3.5F)

毎度、ran135 です。

最近メルボルンは天気がいい。写真日和が続いてます。もちろん写真も撮ってます。

もうすぐスクールホリデーに入り、そしてイースター復活祭の連休がやってくる。このままいいお天気が続けばいいな。

 

今回は、昨年、一昨年に行ったブライトという田舎街。イースターの連休にも行く予定。ただこれは妻の家族の事情でキャンセルになるかも。ここは紅葉で有名なんで、楽しみなんだけど。www.youtube.com

ここは、ずっと前から勧められていた田舎街なんだが、中々行く機会に恵まれなかった。それまでは、ホリデーといえばデイレスフォードの近くに住んでいる友人の家族と遊ぶことが多く、バララットを含めデイレスフォード近郊にばかり行っていた。

 

もうひとつの理由は、ブライトは最低半年前には宿を取らないと、予約が取れないから。小さい街ということもあるが、とにかく人気がある。

 

一昨年のクリスマスホリデーの時に初めて訪れた。妻も僕も到着したその日から気に入った。

オーベン川という川沿いにある街で、夏は水泳や川下りができる。ちょっとドライブするとスキーができる山があり、冬はスキー客が訪れる。川に沿ってブッシュウォーキングができるので、一年中楽しめる。そして、秋は紅葉がとにかく綺麗らしい。

www.visitbright.com.au

なぜ気に入ったかというと、とにかく土地のエネルギーとでもいうのか、それがオーストラリアには珍しく、空気がソフトなんだよな。日本の森林浴の様な感じ。この感覚はオーストラリアでは経験したことない。熱帯地方のクィーンズランドのジャングルとも違う。

それは、川が横切っていて、緑豊かなことがそう感じさせるのかもしれない。本当にいい街だ。だから2年連続で年末を過ごしたし、今年のイースターの連休も行くことにしてたけど、どうなるかな。

 

どちらのホリデーにも持参したカメラがある。ローライフレックス3.5Fプラナー75mm付き。以前は、フィルムライカMPが必ず家族旅行に同伴していたのだが、今はローライフレックス3.5Fが一番候補になっています。

Fujifilm X-T30で撮影

まずは、2022年のクリスマスホリデーから。しかしこの時期にクリスマスの写真とは、我ながら何考えてるんだと思います。
フィルムはコダックゴールド200です。ラボ現像だけど、ちょっとチリチリかな。

bridge. Kodak Gold 200, Dec 2022

 

 

 

Bridge at Mt Beauty, Kodak Gold 200, Dec 2022

 

summer, Kodak Gold 200, Dec 2022

 

この木は街の中に立っているんだけど、エネルギーというか存在感がすごい。

次の2枚は、ブライトの近くにあるバッファロー山でのブッシュウォーキングから。

3.5Fは重かった。登山用にローライコードを作ったのがわかる。

Mt Buffalo, Kodak Gold 200, Dec 2022

 

walking track, Kodak Gold 200, Dec 2022

 

一応、フジフィルムX-T100で撮影した写真も貼っておきます。

ブライト、オーストラリア、2022年12月、X-T100で撮影

ブライト、オーストラリア、2022年12月、X-T100で撮影

バッファロー山、オーストラリア、2022年12月、X-T100で撮影

バッファロー山、オーストラリア、2022年12月、X-T100で撮影

バッファロー山、オーストラリア、2022年12月、X-T100で撮影

バッファロー山、オーストラリア、2022年12月、X-T100で撮影

この時は、ライカMPも同伴だったのでそれも貼っておきます。レンズはズミルックス35mmASPH、フィルムはイルフォードFP4+。

tree, Ilford FP4+, Dec 2022

2022-12 FP4-5 #36 iso80 MP lux35asph Bright

Ovens river, Ilford FP4, Dec 2022

 

 

ここからは2023年のクリスマス休暇。

これらは、ペンタックスK70とマクロレンズで撮影したものをLightroomでデジタル化したんだけど、このデジ一眼からのデジタル化はまだ勉強中です。カラーだとなかなか色が出せないし、モノクロだ上手くコントラストが出ないし、かなりフラストレーションがたまる。中判用にだけFilmLab購入するのも気が引ける。けど楽になりそうだな。

 

フィルムはコダックエクター100なので、本来ならもっと発色がいいはず。けど、この自分でようやく出せた色も気に入っている。

ice cream shop, 12-2023

大人気のアイスクリームショップ。

 

at Bright, 12-2023

 

bridge, 12-2023

 

hydrangea, Bright, 12-2023

 

hydrangea, Bright, 12-2023

 

僕は橋の写真が好きなので、橋の写真が多いですね。オーベン川沿のブッシュウォーキングコースには、吊り橋がいくつかあるので、ついカメラを構えてシャッターを切ってしまう。

 

今秋は紅葉を見に行きたい。

 

それでは。

 

 

 

 

《ボブ•マーリー ONE LOVE》を観てきた

毎度、ran135 です。

 

先週末、「ボブ•マーリーOne Love」を観て来ました。

 

ライカQ2モノクロームで撮影

www.youtube.com

 

ボブ•マーリー好きとしてはかなり楽しめた。彼の歌が好きだから、曲が流れるだけで気分が良くなる。

ライカQ2モノクロームで撮影

 

映画好きとしてはちょっと物足りなかった。ストーリーがさらっと流れすぎているように感じた。映画の中に引き込まれていくような、グッとくるシーンがあまりなかった。あくまでもこれは僕だけかもしれないけど。もっと深いところまでボブ•マーリーの感情を表現してほしかったな。なんとなく彼のいいところばかりを見せられているようでね。悩んだり葛藤するシーンもあるにはあったけど、それもさらっと流された感じ。妻のリタ•マーリー、息子のジギー•マーリーが製作者として関わっているのが影響しているのかな。いいとこ見せようとしすぎたのかもと勘ぐってしまった。

 

ネガなことを書いてしまったが、全体としてはいい映画。ボブ役のキングズリー•ベン=アディルもリタ役のラシャーナ•リンチもはまり役だと思うし、違和感はなかった。

 

一応写真のブログなので書いておくけど。ジャマイカで撮影された映像の色がとてもいい。時代を反映したノスタルジックなカラーなんだけど、すごく効果があった。

 

さて、ボブ•マーリー好きの僕としては、映画はたくさんの人に見て欲しい。ボブ•マーリーの事をたくさんの人に知って欲しいし、彼の曲をいろんな人に聞いてもらいたいから。

 

それで、映画の中で流れた曲を何曲か貼っときます。

 

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名曲、「NO Woman, No Cry」。この曲が流れる時の夕日のシーンがとてもきれい。

 

www.youtube.com

予告編でも流れている「Redemption Song」。アコギだけでボブマーリーが物語を読むようにやさしく歌いかけるような歌。彼の歌声に包まれるような感じになる。焚火を囲んで子供に歌っているこの映画のシーンにを見て納得。

 

www.youtube.com

「Exodus 」は有名な曲でもあるし、アルバムのタイトルにも使われている。このアルバムのデザインに関した話が出てくる。自然に体が動くリズム感、ビートがたまらない。これはボブ•マーレーのほとんどの曲に言えることか。

 

 

www.youtube.com

1枚目の写真に写っている本の帯にある言葉はこの曲「Get up, Stand up 」から。自分の権利の為に立ち上がれと言う強いメッセージが伝わってくる。

とは言うものの、現代のように理不尽な要求を強要されるのも、困りものだが。

 

他にもボブ•マーリーの曲はいい曲がたくさんあるので気になる方は是非聞いてください。

 

最後に小ネタ。映画観終わってクレジット見ていたらブラピがエクゼキュティブ•プロデューサーとして関わっていてビックリ。

 

それでは。

赤いもの

毎度、ran135 です。

 

先日、日本人の友達と会った時、日本の話が出た。政治家の脱税の件。

「オーストリアであんなことが明るみに出たら、脱税した議員は辞職だし、首相も辞任やで。」という話。「先進国なのに、政治は発展途上国、あるいは共産主義諸国とやってることは同じじゃないか。」「一生懸命働いてる日本人の方々の方もっと怒っていいんじゃないか。」とかね。

でも、結局、オーストラリア、特に僕の住んでいるビクトリア州の政治家も汚いことやってるから、どこの国の政治も同じかということで酒飲んでぼやいたり笑ったり。庶民はこうやってうっぷん晴らすしかないのかな?

 

今回の写真は「赤いもの」を撮った写真。たまたま「赤いもの」が目について撮っただけでそれを目的に撮ってた訳ではない。

そういえば、赤は革命の色。別に、僕は共産主義者ではない。スターリンとか毛沢東のやってきたことを知れば、共産主義には傾倒しないと思う

 

話がずれてきた。写真の話だ。

まずは、去年の12月にダンデノンという街での写真。

カメラはフジフィルムX-Pro2、レンズはXF50mmF2です。

 

赤い壁と窓が気になりパシャリ。

red wall, 12-2023

 

赤いベンチのくたびれ感にひかれてシャッターを切る。

red couch, 12-2023

 

微妙に湾曲になってる赤い柱が面白くて撮った。

red pillar, 12-2023

 

 

次の写真は今年の1月にデイレスフォードという田舎街で撮影。ここは、温泉街で有名です。

これもカメラはX-Pro2。レンズはXF23mmF1.4WRです。このレンズでかいので出番が少ないけど、解像感がすごいし、ボケでも遊べるしいいレンズです。

red sign, 01-2024

 

at Daylesford, 01-2024

 

 

ここからは、アーカイブから選んだもの。

 

まずはライカM9で撮影した写真。

ライカM9 ズミルックス50mmF1.4ASPH 2013年撮影 メルボルン



ライカM9 ズミクロン35mm7枚玉 2014年撮影 メルボルン

 

 

ライカM9 ズミクロン50mm第3世代 2014年撮影 メルボルン

 

ライカM9 球面ズミルックス35mm 2013年撮影 メルボルン

こうやって過去の写真見ると、自分の写真って昔から変わってないな。自分のスタイルといえばかっこいいが、進歩がないといえばホントに進歩してない。

 

 

最後は、短い間手元にあったライカX1。小さくていいカメラだったけど、AFが遅いのと、レンズの繰り出しが気に入らなくて、ほどなく手放した。画像はいい。そこは今でも現役で行けると思う。

ライカX1 2015年撮影 フィッツロイ

 

ライカX1 2015年撮影 フィッツロイ

別に赤いものを探してとってるわけではないと書いたけど、目立つので、赤とか原色に惹かれることがあると思う。ソールライターは赤と黄色で有名だよね。僕は青はそれなりにあるけど、黄色は少し少ないかな(花は別)。ソールライターと比較すること自体がナンセンスだけど。

 

一色の色をテーマに絞ってスナップ写真も面白いかもしれませんよ。

それでは。

散歩写真日和:ライカMP

毎度、ran135 です。

 

今日の日曜日はすごくいい天気だった。子供の用事もないし、妻の許可を得たので、メルボルンの街へ繰り出した。

Melbourne, 12-2023

 ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラニアP30 メルボルン 2023年12月撮影

 

気温は30℃位まで上がった様子だが、僕がブラブラと写真撮影してた時は25℃位だと思う。気温が上がる前にフィルムが終了。帰途につく。暑くなってきた頃でいいタイミングだった。

写真日和と言ったけど、ストリートフォトグラファーがみんなそう思ったのかな。いつもよりカメラを握って臨戦態勢で歩いてるフォトグラファーを何人も見かけた。

一眼レフを首から下げて、カメラバックパックを担いだ年配のかた4、5人のグループを2組見かけたしね。まあ、僕もそこに入ってもいいような年齢に近づいているんやけど。

Melbourne 12-2023

 ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラニアP30 メルボルン 2023年12月撮影

 クリスマス前ということもありHOHOHOのデコレーション

 

僕は基本的に一人の方がペースがつかめて好きだ。歩くペースも早い方なので、他の人といくとペースが狂うときがある。そういう時は、写真を撮ることを一番の目的にするのではなく、友達と過ごす時間を大切にしようと心がけている。

今回の機材:ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラニアP30

写真日和ということもあってか、珍しく36枚撮りフィルム1本、一気に撮影してしまった。機材はライカMPにニッパチズマロン35mm。そして、ローライコードVに入っていたフィルムFP4+が4枚残ってたので、それも撮り終えた。

今日はデジタルなし。この2台にもう一台持っていく気にはなれない。GRなら可能性ありだが、持ってない。去年からデジタルカメラを積極的に使うようになるまではフィルムカメラだけで撮影に出掛けることが多かったから、デジタルなしでも別に困ることもなかった。

Melbourne 12-2023

 ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラニアP30 メルボルン 2023年12月撮影

 

今回のフィルムはいつ現像するかは未定。フェラニアP30は時間がかかるだろう。35mmフィルムは1回で2本現像するようにしているから。

 ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラニアP30 メルボルン 2023年12月撮影

 

と言うことで、去年12月、クリスマス前にフェラニアP30とライカMPで撮影した写真があるので、今回はそちらを投稿しています。

Melbourne 12-2023

 ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラニアP30 メルボルン 2023年12月撮影

 

ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラニアP30 メルボルン 2023年12月撮影

ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラニアP30 メルボルン 2023年12月撮影

ダクトが気になって撮ったんだけど、周りの雰囲気も入れておこうと思ったら、中途半端になってしまった。

 

ここからは、ハンティングデールというメルボルン南東16kmの所にある街。韓国人が多い印象の街だったのに、アラブ系の人が多くて驚いた。韓国人が多かったときは、お肉をたまに買いに行ってました。まあ、10年以上行ってないからな。

韓国の名残としては、慰安婦少女銅像があった。これもビックリ。

Huntingdale, 12-2023

ライカMP ズミクロン50mm第二世代 フェラニアP30 ハンティングデール 2023年12月撮影

 

ライカMP ズミクロン50mm第二世代 フェラニアP30 ハンティングデール 2023年12月

 

ライカMP ズミクロン50mm第二世代 フェラニアP30 ハンティングデール 2023年12月

 

最後はボックスヒルにあるスケートパーク。珍しく誰もいなかった。このあっけらかんとした人の気配のなさにひかれて撮った写真。

Skate Park, 12-2023

 ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラニアP30 ボックスヒル 2023年12月撮影

 

Skate Park, 12-2023

 ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラニアP30 メルボルン 2023年12月撮影

 

僕はズマロンやズミクロン50mmには12538のプラスチックフードを付けることが多い。金属製のIROOAや12585も持ってるけど、へこまないしプラスチックの方が衝撃をうまく吸収してくれそうで12538を付けている。

 

現像いつになるかな。最近してないので失敗に注意しなくては。

 

それでは。