路地裏メルボルン

フィルムカメラで撮るスナップ写真を中心に、オーストラリア、写真、カメラのことを綴っていきます

もうすぐ始まります、草間彌生展

毎度、ran135 です。

待ちに待った草間彌生展がビクトリア国立美術館(NGV)でもうすぐ始まります。

www.ngv.vic.gov.au

 

開催は12月15日から4月21日までです。


1月はオーストラリアでは夏休みを長くとる人が多く(勿論学校は夏休み)しかも、テニスのオーストラリアオープンもあり海外からも多くの人がメルボルンを訪れるのでこの草間彌生展もすごく混むだろうと思います。だからクリスマス前までには行きたいけど仕事が忙しい。ほとぼりのさめた2月かな、やっぱり。

 

NGV前はピンクの水玉模様の飾りつけ。クリスマス前ということもありこの時期にピッタリ。

 

pink, 2024-12

pink, 2024-12

pink, 2024-12

 

NGVの入り口にも水玉。

この窓の後ろには、ミラーボールがインストレーションされていてます。

NGV at Melbourne 2024-12

 

そして、ホールの中央にはDancing Pumpkinがすでに展示されています。

 

たしか、6.7年前にも草間彌生展あったけど、今回はどういう風に展示されるのか本当に楽しみです。

 

というわけで、この本を再読しています。日本語版もあると思うので(多分)、アートの好きな人はぜひ読んでください。すごく参考になります。

 

それでは。

イルフォードフィルムの箱のデザインが変わった?

毎度、ran135 です。

 

先日、フィルムが15%offだったので、イルフォードFP4+を5本、ネットで注文。届いた箱を開けてビックリ。

最初はショップがフィルムを間違ったのではと思った。

しかし、よく見るとILFORDの文字。ちゃんFP4+の文字もある。

いつのまにかデザインが変わっていた。

Fujifilm X-Pro2 とXF27mmF2.8で撮影

ちょっとレトロなデザイン。若者向けにデザインを懐古調に変えたのかなと思ったら、実は、145周年を記念した限定版の箱のようだ。フィルムキャニスターのデザインも同じだった。このデザインの方が人気出るのではと思う。

しかし、フィルム好きのユーザーとしてはデザインなんかより値段だよな。ここオーストラリアでは、イルフォードはちょうどいい値段だと思う。今回はセールで1本1100円ほどだった。

FP4+で撮影した写真はどれだったかなと、アーカイブを見ていたら、なんと35mmフィルムでは去年の9月に使ったのが最後だった。中判では、今年3本使っていました。

イルフォードFP4+ ニコンF 非Ai55mmF1.2 2023年9月撮影

イルフォードFP4+ ニコンF 非Ai55mmF1.2 2023年9月撮影

イルフォードFP4+ ニコンF 非Ai55mmF1.2 2023年9月撮影

イルフォードFP4+ ニコンF 非Ai55mmF1.2 2023年9月撮影

フジフィルムX-Pro3にはまって、そのままフジカメラの沼に足を踏み入れてから、35mmフィルムの消費量が減った。35mmに限定したのは、中判では家族など撮っていて、それなりに使っていました。 

フジフィルムのOVF付きのカメラ(レンジファインダーじゃないから)は使っていて楽しいし、気軽に持ち出せるから(その分つまらない写真を量産してます)35mmフィルムカメラを持ち出す機会が減少。もう少し空気を吸わせてあげないと。

 

変わったと言えば、ブログさぼってる間にいろいろありましたね。

トランプ勝利。この4年間、なんの実績もない人物が対戦相手だったから、この結果は予想が付きそうなもんだけど、メインストリームメディアは見事にはずしてましたね。

 

それから、サムライジャパンの入ったワールドカップ予選C組も3強(日本、オーストラリア、サウジアラビア)の混戦かと思いきや、日本が頭ひとつというより、頭3つ抜けてしまった。ちょっと拍子抜け。

 

僕の方は相変わらず、あんまり変わりない生活。忙しいけれど、デジタル中心ですが写真は撮ってます。9月、10月は撮れたけど11月は、ペースが落ちた。新しい(?)パッケージのフィルムも買ったし、又、フィルムカメラの出番だな。

 

それでは。

 

ライカMPとイルフォードXP2でブラブラ、メルボルン

毎度、 ran135 です。

 

大谷選手、山本選手、優勝おめでとうございます。もしかして日本ではこのニュースの方が選挙結果より盛り上がってたのかな?

自公連立の与党が過半数割れ。それでも政権が変わらないというのは、オーストラリアに長く住んでいる私にとっては少し違和感を感じる。オーストラリアは二大政党が入れ替わるからね。この10年くらいは連立組まないと政権を握れていないと思うけど、それでもちゃんと政権は変わってる。

因みにそれは国のレベルでの話し。メルボルンのあるビクトリア州では労働党がほとんどずっと政権握っていて(一回短期間交代してます)、金の癒着は根深いと思う。まあ、日本でも外国でもどこの政党が政治を行っても汚い部分は変わらないのだろう。

 

 さて、本題の写真の方へ。MPにズミクロン50mmを付けてメルボルンをブラブラ。レンズは固定鏡胴と2ndを違う日に使いました。

 

 

まずは固定鏡胴ズミクロン50mmF2で撮影した写真から。

car, 2024-10, FILM

 

at Melbourne, 2024-10 FILM

 

at Melbourne, 2024-10 FILM

 

at Melbourne, 2024-10

 

ここからは2世代目ズミクロン50mm。この世代からレンズが6枚構成になり現在まで続く。最短も70㎝になったのもここから。

Hosier Lane, 2024-10

 

pinball, 2024-10 FILM

 

father & son, 2024-10 FILM

 

at Melbourne, 2024-10

 

at Melbourne, 2024-10 Film

 

at Melbourne, 2024-10 FILM

ズミクロン50mmはどの世代のレンズも安心して使えるレンズ。普通がやっぱり一番いいと思わされる。サイズもズミルックスよりも一回り小さいので取り回しもいい。ズミルックスもいいけど、街撮りスナップ中心ならズミクロン50mmの方が軽くて小さくていいと思う。勿論エルマーもいいけどね。

 

そういえば、アポズミクロン43mm付きのライカQ3が出るそうですね。なんかGRの真似でもしてるのかね。43mmという画角はスナップにいいので気にはなるけど、値段もすごそうだよな。僕はフジX-Pro4待ちなので関係ないかな。

 

それでは。

 

 

久しぶりにペンタックスフィルムカメラ

毎度、ran135です。

 

プレミアリーグとチャンピオンズリーグが再開。こんだけサッカーの試合があると、ちょっとね。

スポーツに関しては、日本は大谷で盛り上がってるのかな?サムライブルーのワールドカップ予選は盛り上がったんだろうか?引き分けた日豪戦は期待外れだった。ガチンコの勝負を期待していたから。まあ、調子の上がらないオーストラリアからしたら、守備固めは妥当な作戦だろう。あれだけ固められると、どんな強豪チームでも点は取れな。日本は引き分けに持ちこんんだだけでも十分でしょう。

 

さて、本題のペンタックスフィルム一眼レフカメラの話。

今ならペンタックスカメラと言えばハーフサイズのペンタックス17ですよね。評判いいですね。写りもいいし。気になるカメラではあります。

 

もうかれこれ4ヶ月前くらいになるだろうか。長男(工学科の大学生)が、私の友達でいつもお世話になっていたカメラの修理人(引退されました)の方に、カメラ修理の基礎を学び始めました。週に2~3時間くらいなので弟子入りとまでは言えないと思います。本人は楽しんでるようなので、何よりです。

左がS3, 右がSPF;S3の方がちょっと背が低いようだが軍幹部の高さは同じかな。

その息子が手始めに修理したのがペンタックススクリューマウントの一眼レフ。ペンタックスのスクリューマウントカメラは売れないということで(多分儲けもでない)、カメラ屋の修理担当者から頂いたもの。SP、SPF、SP1000の3台。そして、ボックスヒルで年2回開かれるカメラマーケットでGETしたS3を修理しました。マーケットでは他にも練習用になるようなカメラを数台GETしてきました。

 

SPFは息子が苦労して直した最初のカメラということで、彼の手元へ。S3 は僕が買ったので僕が使うことに。SPは次男が欲しいということで、彼の元へ。SP1000はどうしようかな?

左がSP、右がSP1000

久しぶりのSP。以前使っていたのは黒のSPII。M42スクリューマウントレンズで遊ぶための母艦として使っていました。

 

さて、SPFの試写が終わりました。レンズはタクマー55㎜F2を使用。小さくて軽くてとても取り回しがいい。

ペンタックスSPFとタクマー55mmF2

露出計もシャッタースピードも完璧。暗いと言われるファインダーもクリーニングしたせいもあるのか悪くない。開放測光はやはり便利だ。フィルムはコダックゴールド200。

flower, 2024-09 FILM

flower, 2024-09 FILM

以上、SPFで.撮影した写真でした。

 

S3とSP1000は今週フィルムを終わらせられるよう頑張ります。次男が引き継いだSPはいつフィルム終わらせるのかわかりません。

 

そういえば、マーケットで買ったS3についてきた怪しいレンズ。135㎜F2.8。ちゃんとメイドインジャパンです。ゼブラデザインが東ヨーロッパのM42レンズを彷彿とさせる。それに開放がf2.8だ。更にずっしり重い。

私の修理人の友人もSPカメラを貰ったカメラ屋の修理人も知らない。ネットにも情報なし。マジで怪しいレンズ。誰かご存じですか?

TRAVION135mmF2.8 Made in Japan

再びカメラが、増えてしまった。どうやって使っていこうか悩むところです。

しかし、やっぱりSP系のカメラは見た目が格好いいと思う。タクマーレンズもいい写りするし、小ぶりだし、僕には合ってる。せっかく息子が修理したので、これからたまに使ってみよう。

ただ、さらに4台ペンタックスSPカメラを同じカメラ屋から修理練習用に頂きました。さあ、そんなにSPをどうする?

 

それでは。

雨のメルボルンを撮る

毎度、ran135です。

 

今週はサッカーのワールドカップの予選ですね。プレミアリーグがないのは残念だけど、今回の日本の対戦相手は強敵なので、今のブルーサムライの実力をはかるにはもってこいなのでかなり楽しみにしてました。

結果は、サウジに完勝。やはりサウジは手強かった。だから、ヒヤッとするシーンもあったが、きっちり0、クリーンシートに押さえた守備の安定感が今の日本の強さを示している。点は取れるチームだから、守備が安定した今のチームは本当に強い。

豪州戦はホームでの戦い。だから勝っておきたい。まあ、引き分けでも悪くないけど。僕はこの連戦は1勝1分けでもいいと思ってたから。しかし、オーストラリアを波に乗せたくないから勝ちたいね。とにかく怪我のないように頑張って欲しい。

 

さて写真の方へ。

メルボルンもやっと春らしくなってきました。そうなんです、8月末から9月は雨の日が多かって、うんざりしてました。今回の写真は、そんな雨のメルボルンを撮った写真。

 

まずは富士のX-Pro2にXF16mmF2.8で撮影した写真。このXF16mmは新同品がお手頃値段で商品棚に並んでいて、すごく小さくてかわいかったのでGET。X-Pro2もXF16mmも防塵防滴なので、この時は雨でもあまり気を使う必要はなかった。

rain, 2024-08

フジフィルムX-Pro2XF16mmF2.8 メルボルン 2024年8月

 

rain at Centre Place, 2024-08

フジフィルムX-Pro2XF16mmF2.8 メルボルン 2024年8月

 

実は、雨の撮影をしたかったのではなく、ブラブラ撮影してたら、雲行きが怪しくなり、雨が降りだしたから、仕方なく雨の中を撮影したまで。

雨天の写真は、ドラマチックになるので好きなんだけど、雨の中を歩き回るのが嫌いだから、あまり撮影に出かける気にならない。雨上がりはいいけど。

 

ここからの写真のボディはライカM246モノクロームとフジX-Pro3を持って出掛けた時の写真。雨を予想してなかったのでX-Pro3のレンズチョイスを間違っていたことに雨が降り出してから気付く。ちなみにライカM246 のボディーも防塵防滴だけどね。ライカはレンズが防塵防滴じゃないからあんまり意味ないよな。

rain at Centre Place, 2024-08

ライカM246モノクローム 球面ズミルックス35mm(1992年製)2024年8月 メルボルン

 

この時、X-Pro3に付けていたフジXF18mm F2は防塵防滴じゃない。僕は街撮りには交換レンズを持ち歩かないので、ほかの選択肢はない。フジなら、ちゃんと雨でも、それほど気を使わなくても大丈夫なWR(防塵防滴)レンズがあるのに。ちゃんと天気予報チェックしなかった自分が悪いんだよな。

仕方ないから、この2台で雨に気を付けながら撮影続行。

rain at Centre Place, 2024-08

ライカM246モノクローム 球面ズミルックス35mm(1992年製)2024年8月 メルボルン

rain at Centre Place, 2024-08

ライカM246モノクローム 球面ズミルックス35mm(1992年製)2024年8月 メルボルン

rain at Niagara Lane 2024-08

ライカM246モノクローム 球面ズミルックス35mm(1992年製)2024年8月 メルボルン

 

rain at Centre Place, 2024-08

フジX-Pro3 XF18mmF2 2024年8月 メルボルン

after rain, 2024-08

フジX-Pro3 XF18mmF2 2024年8月 メルボルン

 

と、こんな感じです。雨だったからあんまり撮らなかった。

あ、ライカM246モノクロームの事ね。ライカデジタルにしたらすごくいい値段で店に出てきたので、ちょっと無理してGETしました。何故、又ライカM デジタルボディか?それは今度の機会にでも。

 

ブログさぼってたので、撮影した写真はたんまりあります。ボチボチと投稿していきます。

 

それでは。

 

 

 

久しぶりにイルフォードXP2を使う

毎度、ran135です。

かなり更新するのさぼってしまいました。

 

相変わらず仕事は忙しい。それは言い訳で、やっぱりブログ書くのをずぼらしてたと思う。

写真は撮っていて、定期的にFlickr にはアップしてることから、このブログも写真投稿メインに舵を切ればもうちょっと気楽に更新できるのかも。と、考えてます。

 

さて、今回の本題であるフィルム、イルフォードXP2も久しぶりに使いました。

一言、「楽だなこのフィルム。」いろんな意味で。

まず、現像はラボに持って行けば、近所のカフェでフラットホワイトを飲んでる間に出来上がる。スキャンの調整も他のモノクロフィルムと比べると楽。カラーフィルムよりも少しだけ時間も早い。ラチチュードがすごく広いので、撮影時の露出も楽。と、すごく気楽にフィルム写真が楽しめる。

この手軽さを思い出してしまったため、この1本が終わった後、丁度15%引きセールがあったので6本(3本セットを2つ)買ってしまいました。

撮影機材:Fujifilm X-Pro2 XF18mmF2

撮影に使ったカメラはライカ M6チタン。まずは、メルボルンの街を球面ズミルックス35mmチタンを付けてブラブラ。

Melbourne, Yarra River, 2024-09 Film

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

ヤラリバーの南側の街並みです。

Ferris wheel, 2024-09 Film

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

先の写真に見える観覧車。

 

Yarra River 2024-09 Film

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

at Melbourne, 04-2024

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

この日は小春日和で、日向ぼっこしている人がちらほらいました。

9月初旬で暦の上では春になった時の撮影でしたが、この後、又寒くなったんですよね。

 

Yarra River 2024-09 Film

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

 

near Southern Cross station, 2024-09 Film

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

 

at Melbourne, 2024-09 film

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

 

at Melbourne, 2024-09 Film

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

 

at Southern Cross Station, 2024-09 FILM

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

サザンクロス駅の構内で。

 

at Melbourne, 2024-09 Film

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

スクーターが置いてきぼりにされていた。

 

at Melbourne, 2024-09 Film

ライカM6チタン、球面ズミルックス35mmF1.4 イルフォードXP2 メルボルン

 

ここからはリッチモンドという街で撮影。レンズは1992年製のズミクロン50mm(3rd)です。因みに球面ズミルックス35mmチタンも1992年製です。

 

at Richmond, 2024-09 film

ライカM6チタン、ズミクロン50mm(3rd) イルフォードXP2 リッチモンド

 

at Richmond 2024-09 FILM

ライカM6チタン、ズミクロン50mm(3rd) イルフォードXP2 リッチモンド

 

forklift 2024-09

ライカM6チタン、ズミクロン50mm(3rd) イルフォードXP2 リッチモンド

 

Citroen DS, 2024-09

ライカM6チタン、ズミクロン50mm(3rd) イルフォードXP2 リッチモンド

 

Citroen DS, 2024-09

ライカM6チタン、ズミクロン50mm(3rd) イルフォードXP2 リッチモンド

シトロエン専門の修理工場があります。

 

と、久しぶりのイルフォードXP2というか、フィルムカメラでの散歩撮影を楽しみました。

 

次回はもう少し早く更新出きるようがんばります。

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

国産二眼レフ ヤシカ635

毎度、ran135です。

 

パリオリンピックが始まりましたね。開会式、バックグランドに流してちらちら見てたけど、ファッションとダンスのショーに、ジェンダーダイバーシティなんかも取り入れてスポーツの祭典とは思えなかったんだけど。今後は、もうシンプルに各国選手の入場だけでいいんじゃないかと思う。それの方が新鮮で受けるんじゃないかな。と、若いノリについていけないおじさんは思った。

男子サッカーは、10人相手のパラグアイに圧勝したけど、なでしこはスペインに手も足も出なかったね。スペインは前回のワールドカップよりもレベルアップしてる。なでしこはこのスペイン戦捨ててたのかと思うくらいアグレッシブさがなかったね。まだグループステージだし、強敵スペイン戦を捨てて体力温存してたと思いたい。清水の離脱が大きいけど、次の試合期待してます。日本男子は、OA枠使ってない唯一の国。勢いに乗って台風の目になってほしい。

 

さて、本題に入りましょう。

ヤシカの二眼を手に入れました。ローライフレックスを売却してヤシカに鞍替えとは何考えてるんだと思う人が大半でしょう。僕もちょっと迷走したなと思わないこともない。しかし、売却した時は、「ローライコードVだけでいこう」とまじで考えてたんですよ。ただ、ローライコードVだけだとカラーとモノクロの融通が35mmフィルムカメラのように利かないことが気になり始め、もう一台いいローライコードIVでもあれば買いたそうかと考えたのが間違いだった(?)。

 しかし、ローライコードIVのいい出物がなく、気長に待とうと考えている時、たまたま遊びに行ったカメラ修理人(引退されてます)から、日本製の二眼もいいよと勧められる。それで気になって調べている時に面白い出物があったのでGET。

 

それがこのヤシカ635。

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何が目を引いたかと言うと、35mmフィルムも使えるというギミック。この時は、「面白そう」と思ったが、冷静になってみると「わざわざ使わないよね」と思い始めてます。

35mm用のアダプター。

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フィルムカウンター。
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それと、操作がローライコードとほぼ同じ。右手で全部の操作ができる。重量もローライコードよりも重いがローライフレックスよりも軽い。


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使っていて気付いたが、80mmという焦点距離がいい。これが今の僕にはぴったりときている。

ヤシコールは3枚玉だ。ローライ35の中でも一番気に入ってよく使ったのが3枚玉付きのローライ35Bだったから、3枚玉、枚数が少ないといってばかにはしません。むしろ、3枚玉は好きなレンズ。テッサー型の4枚玉もいいけどね。

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それでは写りの方はどうか?

結論から言ってしまえば、よく写る。レンズ枚数が少ないせいか、抜けがよくシャープな写りをする。ローライ35Bもそんな感じだったと記憶してます。僕のストリートスナップにはいい感じです。ポートレートだとちょっとカリカリかな。

 

reflection, 06-2023

最短撮影距離に近い。ピントの合ったところはもちろんシャープ。

 

at Melbourne, 2024-06

ハイライトに変なにじみがないのに少しびっくり。

 

Samuel Lane, Melbourne, 2024-06

 

light, 2024-06

ビルもまっすぐシャープです。

 

Market St, Melbourne, 2024-06

無限遠でもしっかり写ってます。

 



最後の手ブレです。ちょっと残念。

 

こうやって見ると、大当たりのレンズにあたったのかもしれません。良く写ってます。

 

ヤシカはローライフレックスと比べると普及版カメラ。普及版といっても造りはしっかりしてるし、一つ一つの操作感覚もよくチープな感じはしない。やはり、戦後の日本人はすごく頑張って良い物を造っていたんだと改めて思った次第。


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この"YASHICA"のロゴが面白いと思った。なんかマカロニウェスタンとかの酒場のサインの様に思えて。

 

 

それでは。