毎度、ran135です。
今年のメルボルンの夏は蒸し暑い。少し歩くと汗ばむ日が多い。こういう時は、小さくて軽いカメラの方がフットワークが良くなりいいよね。富士フィルムX100シリーズを買っておいて良かったと思う今夏。
だが、今回使用したカメラは泣く子も黙る(?)ライカM3。それに固定鏡胴ズミクロン50mm(海外では2ndにあたる)の王道コンビ。フィルムはちょっと軟弱にイルフォードXP2という街の現像屋さんで現像してもらえる白黒フィルム。
軟弱と言ったのは、悪い意味ではない。簡単に現像できるし、ラチチュードも広いし、スキャンも楽と、とってもお気軽にアナログモノクロ写真が楽しめるフィルムだから。
これ本当に良く写るからお勧めです。ちょっとお値段が高いけど。メルボルンではコダックTRI-Xより安いけどね。
イルフォードXP2 は安売りの時にまとめて買ったから、今回はM3で撮ってみようと思ったわけ。
ただね、今回は「あんまりこれといった写真が撮れなかったな」とネガを引き取りに行った時に思った。何故か?自分の気持ちが乗っていなかったからか?その結果、ちょっと惰性で撮ってるようなところがあったからか?
「ライカM3使って何言ってるんだ、M3片手に持ってるのに何で写欲が湧かなかったんだ」と言われるかもしれないが、そういう時もあるからね。仕事とか私生活とか、それなりにストレスはあるし、溜まる時もあるよ。まあ、次、気合い入れますよ。(多分)
ということで、写真の方へ。すべて撮影は2024年11月に。
まずは、お馴染み、メルボルンの北にあるお洒落な街フィッツロイで撮影。ここはグラフィティが多い街でもある。
真っ黒の壁なんだけど、スキャンがすごくやりにくかった一枚。
そして、メルボルンで撮影。
こうやって間隔を置いて見ると「悪くないかな。」とも思う。勿論ファインダー覗いて、シャッター押す時は、「行ける!」と思ってシャッター押したんだと記憶している。けど出来上がってきた写真を見た時は、ピンとこない。
それって、この時、気持ちが乗ってなかったので、そのもやもやした気持ちが、この写真を見た時にも引きずっていたんだろうか?そして、月日を隔てるとその気持ちも忘れて純粋に写真が見れるのだろうか?
うーん、写真って難しい、そしてやっぱり面白い。
それでは。