路地裏メルボルン

フィルムカメラで撮るスナップ写真を中心に、オーストラリア、写真、カメラのことを綴っていきます

エルマーM50mmf2.8 とイルフォード デルタ400でスナップ写真

毎度、ran135 です。

 

以前に撮ったスナップ写真です。

機材はライカM6TTL0.85にエルマーM50mm F2.8。

撮影機:初代Mモノクローム、ズミクロン50㎜F2-2nd

 

フィルムはイルフォード デルタ400。僕は、イルフォードHP5plusをよく使うのですが、デルタが安売りしていたので4本買いました。

デルタはフィルム全盛時に何本か使っただけ。その当時はT-grain 系はコダックT-max を使っていた。コダックの方が安かったように記憶している。間違ってたらすいません。

 

場所はフィッツロイ。メルボルン市内から約2kmあまり。若者、学生に人気のファッショナブルな街です。ストリートアートや落書きが至るところで見られます。

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

路地がたくさんあるので、ブラブラ、うろつきながら写真を撮ってます。

 

フィッツロイはフィルムを買いに来たり、仕事関連の買い出しで訪れることが多いです。時間があればブラブラ路上でスナップ写真を撮る、といった感じです。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

 

デルタ400、久しぶりに使った感想は、「なんか思ってたより粒子が荒くコントラストが低いな。」

それで、ググって調べてみると、ロジナール現像液との相性がいまいちみたい。特に25+1の希釈の時。50+1、100+1は結構いけるようだ。どの希釈率でも思うような結果にならなかったという人もいた。

あと、ロジナール現像液とT-grain を使ったフィルムとは相性が悪いという記事もあった。

加えて、スキャンの設定もまずかったと思う。アンシャープマスクを自動じゃなくて、もうちょっと弱めにするべきだった。

粒子好きだからいいけど、それだったら、他のフィルムでもよかったかなと思ってしまう。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

 

エルマーM 50mm はカラーフィルムで撮影することが多い。カラーではすごいコクのある色を出すけど、今回のデルタ400のフィルムでは、ちょっとあっさりしているように思う。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

 

M6TTL0.85は当時新品で買ったけど、M6チタンよりは出番が少ない。もともと35mm派なので50mmを使うことが少ないから。

「じゃあ、何で買ったん?」となるよな。

0.85を50mm専用にして、M6チタンは35mm専用にするという、もっともらしい言い訳。こうやって、言い訳をつくって、機材を買い増していくんだよ。そうですよね、皆さんも。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

 

M6TTLはシャッタースピードダイヤルの回転方向が逆なので、苦労するかなと思ったけど、そういうことはなかった。むしろ、大きくなった分、見易くなった

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

この写真は、コントラストも粒子感もいい感じ。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

ストリートアートと落書きのコラボ。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

上2枚の写真は、コントラストが低い。もしかして露出をミスったかな?

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

ストリートアートもいろんなタイプがあります。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

ダライ・ラマさんの壁画。ダライ ラマさんの顔に落書きする無礼な奴がいるとは。

ダライ・ラマさんに限らず、時間をかけてとてもきれいに描かれたストリートアートの上に落書きする奴がたくさんいるけど、もっと、アーティストに敬意を表すべきだよ。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

ここまでぐちゃぐちゃに落書きされてると、それはそれで、僕は好きなんだけど。

この近くは、コロナいぜんによく通っていた、ヨガスタジオがあります。

今年の冬は寒いので、朝5時半に起きて準備してスタジオに通うのがつらそう、とか言い訳作って、再開できずにいます。ただ単に怠け癖が付いただけだけど。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

この奥には、カフェがあったけど、多分もう店を閉めたのだと思います。

 

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

Leica M6TTL 0.85, Elmar-M 50mmF2.8, Ilford Delta 400, Fitzroy, 2021 December

ドアもよく撮る被写体です。汚いものから綺麗なものまで。

 

イルフォード デルタ400、現像してスキャンした時は、スキャンに苦労した事もあり、いまいちピンとこなかったけど、こうやって改めて見てみると、好きな写真がかなりあった。又使ってみよう。