路地裏メルボルン

フィルムカメラで撮るスナップ写真を中心に、オーストラリア、写真、カメラのことを綴っていきます

ソーンバリー (Thornbury)、モノクロ編、ライカM4-P、ビオゴン35㎜、イルフォードXP2

毎度、ran135 です。

 

今回も、ソーンバリーの写真です。去年の7月に撮影という事で、一年前の写真になります。ちょうど、ロックダウンになる直前です。だからまだ人出も少ない。あと、メルボルンの冬が寒いことも影響していると思います。

 

leica-format.hatenablog.com

 

フィルムは、イルフォードXP2です。このフィルムは、C41というカラー現像処理ができるため、特別な現像処理を頼まなくていいというメリットがあります。そう、直ぐにその場で現像してもらえる。メルボルンだったら、混み具合にもよりますが、30分から1時間で、上がってきます。

とはいうものの、日本に帰国している折、都心のキタムラで同時プリントををお願いしたら、「現像液が汚れるので、専用ラボに送ることになります。」と断られました。その後、京都に行った時、ヨドバシにお願いしたら、同じ扱いでした。

メルボルンでは、そんな経験したことないので、かなり驚きました。今は、どうなってるんでしょうね。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

とにかく、このイルフォードXP2 はラチチュードが広いので、夜の撮影など、少し露出が難しい状況でも、少し露出オーバーに撮っておけば、かなりの割合で写っている。僕の様な、ずぼらな撮り方をする人間には、とってもありがたいフィルムです。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

カラーネガもそうだけど、露出オーバーに撮っておけば、後で何とかなります。アンダーは目も当てられないくらい、粒子があれます。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

 

M4-Pにつけたレンズは、コシナのビオゴン35mmF2。開放でもほとんど破綻がない。昔のライカレンズも、良く写るし、それぞれに個性があって、大好きなのですが、このビオゴンは、どんな悪条件でも普通に写し取ってくれるんじゃないかという安心感がある。これってすごく大事だよね。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

 

サッカーの練習してる息子を迎えに行く必要がなかったら、ゆっくり一杯くらい飲めたのにな。けど、この夜は結構寒かったのに、外で飲むなんて、気合入ってるよな。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

寒い夜は、ワインバーで赤ワインもいいですな。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

息子の手前、飲酒運転はできない。仕方なく、ここのカフェでコーヒーを飲みながら少し暖を取りました。もちろん店内で。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

 

お店の中には、古い映画のポスターが貼ってて、ちょっと気になったレストラン。カフェ?

しかし、すでにコーヒーを飲んでいたので、外から撮影のみ。

 

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

ライカM4-P ビオゴン35㎜F2 イルフォードXP2 2021年7月撮影

上のお店の前にあったオブジェ。

 

コシナのビオゴン35㎜、光のにじみも少なく、ボケも暴れることもなく、万能レンズですね。

 

個性もあって、個体差もある、中古の古いライカレンズも面白いのですが、信州で製造されているレンズもいいですよ。レンズから鏡胴,まで自社製造。

www.cosina.co.jp

コシナの熱意を感じるサイト。

Bessa Rシリーズのレンジファインダーカメラにも言えることだけど、ライカをある程度使ってみてから、コシナの製品を使ってみると、その良さが分かると思う。

特に、フォクトレンダーのヴィンテージシリーズはこだわって作っているのではないかと、勝手に想像してます。というのも、以前使ったことのある、ヘリアー50mmF3.5のフォーカスリングの感触がとても良かったので。

 

これだけ、コシナの事を誉めておきながら、現在、手元にあるのは、Bessa R3MのカメラボディとツァイスZMレンズ2本だけです。

 

デジタルのボディとの相性はわかりませんが、フィルムで使うなら、コシナ製のレンズもいいですよ。