路地裏メルボルン

フィルムカメラで撮るスナップ写真を中心に、オーストラリア、写真、カメラのことを綴っていきます

いかん!フィルムライカの稼働率が減っている

毎度、ran135です。

 

メルボルンは4月初旬のイースターの連休が終わったとたん、急に涼しくなりました。まだ紅葉とまではいきませんが秋らしくなってきています。

 

さて、タイトルにある通り、フィルムライカを持ち出す機会が減っている。3月はフィルムライカで1本も撮り終えてない。1月が4本、2月が2本と僕のペースとしては悪くなかった。しかし3月は0本。4月も中旬に差し掛かろうとしているのに3月に入れたフィルム2本はまだカメラの中。「これはあかん!!!」と思いながら、なかなか持ち出せずにいる。

これはM6だけど、実は今回の写真はMPで撮影したもの。ややこしい。

いろいろ理由は考えられるが、まず一つ目は、3月はローライ2眼での撮影が多かったこと。ローライフレックスは重いし、12枚しか撮影できないので、相棒のカメラは富士フィルムのデジタルカメラになっていた。X-Proと単焦点レンズの組み合わせは結構軽いいんだよね。

今回のライカMPに詰めていたフィルム。これでまとめ買いしておいたFerrania P30はつかいきった。

2つ目は、ストリートスナップをする機会が減ったから。仕事の用事でメルボルンの街へ行く機会が減ったこともあるし、自分の中で写真に対するアプローチを変えようと模索していることとも関係があるだろう。

カメラが変われば、撮影スタイルも多少なりとも変わってくるし、被写体へのアプローチの仕方も変わってくる。最近撮りたいと思っている被写体がライカM型にあっていなかった。

cannibal corpse, 02-2024

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

それとは逆に、富士フィルムX-Pro2と3が、今の僕が求めている撮影スタイルに合っていることが、3つ目の理由。寄れるし感度も上げられる。さらに、忙しい時はデジタルの利便性は非常に助かるしね。

そうは言っても、以前、フィルムカメラ中心で撮影していた時でも、不便とは感じていなかったから、あんまり言い訳にならないんだけど。ウーン、今の自分は、やっぱりX-Pro2,3が気に入ってるんだろう。とりあえず鞄の中に入れるカメラのファーストチョイスがこのどちらかのカメラだから。

 

stairs, 02-2024

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

出番が減っていることには気付いていたから、イースターホリデーから帰ってきたら、フィルムライカを持ち出そうと計画していたんだが、あいにく天気が良くない。雨の日が多い。そうなると、防塵防滴のカメラを鞄の中に入れることになる。あまりにもタイミングが悪い。

 

at Melbourne, 02-2024

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

今度、雨の降っていない、あるいは雨が降りそうにない日は、ちゃんとフィルムライカを鞄に入れよう。早くフィルムを終わらせてあげようと思っている。

Equitable Place, 02-2024Equitable Place

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

Equitable Place, Melbourne 02-2024

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

corner of Little Bourke St & Hardware Lane, 02-2024

  ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

 

ライカMP ズマロン35mmF2.8 フェラーニアP30 2024年2月撮影

出番の減る前のフィルムライカで2月に撮影した写真をアップしてきたけど、こうやって改めて見ると、フィルムのモノクロ写真は、やはりいいなと思った。僕の思っているような、あるいはそれ以上に、光をうまくとらえて表現してくれる。

 

今、M3にはイルフォードDELTAが、MPにはコダックGOLDが入ったままになっている。

そう、もう一度自分に言い聞かせよう。「フィルムライカを持ち出せ!!!」

 

それでは。