路地裏メルボルン

フィルムカメラで撮るスナップ写真を中心に、オーストラリア、写真、カメラのことを綴っていきます

今さらながら、フジフィルムX-Pro3

毎度、ran135です。

 

女子ワールドカップサッカー2023も明後日が決勝戦。明日は、地元オーストラリアが3位決定戦に臨む。相手はなでしこが負けたスェーデン。スェーデン戦前になでしこのこと褒めてたのに、敗戦。スペイン対スェーデン戦見たけど、勝てない相手じゃないよ、絶対。あの試合は、スェーデンが開始直後から、積極的にハイプレス、反対になでしこは相手の出方をうかがうという消極的な戦法で試合に入った。これが勝敗の決め手だったと僕は思う。受け身に入るのではなくもっと積極的に試合に入っていたら、もう少しハイプレスに対抗できたのでは。さらにショートカウンターとかも決まる確率高かったし。開始直後から60分間、なでしこは何もできなかったから、本当にこの時間がもったいなかった。まあ、今は全部後の祭り。負けたら終わりのトーナメント戦だったから、余計に悔いが残る試合だったな。

男女どちらもグループステージは通過でき実力はあるから、トーナメントの戦い方を学んでいく段階に来てると思う。とにかく、お疲れさまでした。楽しいサッカーで夢を見させてくれてありがとう。

 

さて、本題のフジフィルムX-Pro3の話。

その当時、ライカM262とモノクロームCCDのデジタルライカがあったのにどうして、X-Pro3が必要だったのか?物欲だけと言われればそうなんだけど、一応それなりの理由(言い訳?)があったわけで。

 

leica-format.hatenablog.com

 

去年の9月ごろから、次男を連れて田舎の方へブッシュウォーキングをする機会が多くなった。そういう時のために家族用のフジフィルムXT100があるんだけど、次男が使うようになった。それで、ちょっとズームが使えるカメラ、しかも防塵防滴ならなおいいなと考えるようになっていた。

それと、ここ2,3年、いつかはまた(おそらく今から2,3年後に)風景写真に戻ろうと考えてもいた。僕の写真の原点は、EOS5と1nでポジで撮った風景写真です。ネイチャーに戻る時は、フジフィルムの中判を考えていたんだけど。

「それなら、今回もX-ProじゃなくてXTシリーズだろ」といわれるかもしれないが、まだ次男は中学3年なので、三脚もって田舎の方へ旅行する時間が限られている。というか、仕事もあるしでまとまった時間が頻繁に取れるわけない。だから、スナップにも使える、X-Proシリーズが気になっていた。XTシリーズもスナップに使えるけど、街撮りにはレンジファインダースタイルの方が好きなもんで。

更に、風景を撮り始めてもいいかなといいう気持ちが、年末の家族旅行でブライトンという田舎に行ったときに強くなった。

それから、去年くらいから街のスナップ写真もマンネリ化してきてるので、ちょっと何かスタイルを変えようかなとも考えていたところだし。これについてはまだ答えは出ていない。

X-Proシリーズは、ここオーストラリアではなかなか中古に出てこないのだけど、家族旅行から帰ってきた年始に店頭に並んでいたので、ちょっと試してみたくなって購入。といったいきさつです。

 

フジフィルムX-Pro3とライカM3

機能とか性能は、フィルムをメインで使っている僕として全然問題なし。いいのは、ライカみたいにシンプルにも使えること。

残念ながら、まだフィルムシュミレーションは遊ばれている段階で、使いこなせていない。基本はプロビア。あとソフトウェアがまだ決め切れていないが今はSilkyPixで今後CaptureOneも試そうかなと思っている。X-Raw Studioはカメラにつなげるのが面倒臭いのでほとんど使っていない。モノクロは、アクロスよりLightroomで仕上げるのが好みかな。これもカスタマイズしていけばもっと自分好みのアクロスになるのかな?

 

フジフィルムX-Pro3とライカM3

それから、なんといってもサイズがいい。最初に持った時から僕の手になじんだ。気になって、フィルムライカと比べてみたら(スペック表調べてないので、あくまで目で見た感じ)、幅と厚みはほとんど一緒。高さは、軍幹部の低いところがほとんどライカと同じ高さ。ファインダーの所が若干高いだけ。だから、M6時代からフィルムライカを使っている僕に、すんなりフィットしたのだと思う。「今まで触ったことないのかい?」と言われるかもしれないが、好きそうになるカメラは触らないようにしているし、触る機会があってもあまりじっくりといじらないようにしている。。

後で知ったのだが、上野さんはじめ設計者の方はサイズにこだわっているようだ。確かXE4だったと思うけど、手振れ補正を入れると厚みが増すから入れなかったという話をされていた。もしかしたら、フィルムライカのサイズを意識してX-Pro1は生まれたのかな?

 

ここからは、4月の学校の秋休みにビーチの方へ行った時の写真。メルボルンの南75kmくらいにあるDoromanaとRosebudというところ。

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影 

この時は日が射しているが、ほとんどが曇りで風が強く雨が降ったりとあまりいい天気ではなかった。防塵防滴が心強かったといいたいところだけれど、この時点では防塵防滴のレンズは所有していない。

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

これはアクロスのフィルムシュミレーション。

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

これはDromanaの南にあるMcCraeの灯台。そしてそこのビーチに並ぶビーチハウス。

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

 

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

 

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

トトロはどこでも人気あるね。

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

 

桟橋です。オーストラリアのビーチには多い。みんな釣りに来てます。

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

このモノクロもアクロスで。

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

 

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

 

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

これはRosbudという所のビーチにあったヨットと小舟。

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

 

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

Safetyビーチというところにあったカフェなんだけど、開いてなくて残念。

フジフィルムX-Pro3 XC15-45mm 2023年4月撮影

ここからは、次男といったいくつかのブッシュウォーキングの時に撮影したもの。ズームは、息子が使っていたので僕は単焦点27mmf2.8。このころから、もう一本標準ズームがいるなと考え始める。デジタルでもフィルムでも、どちらもライカはズームが使えないから、差別化を図りやすい。

フジフィルムX-Pro、Xf27mm 2023年3月撮影

 

フジフィルムX-Pro、Xf27mm 2023年3月撮影

 

フジフィルムX-Pro、Xf27mm 2023年3月撮影

この3月、4月の時点ではデジタルライカをどちらも手放すつもりはなかった。X-Pro3を買ってしばらくして、「デジタルライカが必要なのかな」とは考えることもあったけど、フジフィルム用の単焦点レンズは、ライカと被る35mmと50mm換算のものは買わないとか縛りを設けて、何とか共存を考えていた。

このDromanaの旅行には、先日手放したM2とのコンビだったんだけれど、X-Pro3との使い分けがはっきりしていて、今までのデジタルライカとの併用よりもシームレスに使い分けができた。だから、「フィルムライカを使いたい僕にデジタルライカが必要なのかな?」といった問いが大きくなり始めたのはこのころからかもしれない。

まだまだ、この機材入れ替えの話はたくさんできるけど、今回はこの辺で。

 

それでは。