路地裏メルボルン

フィルムカメラで撮るスナップ写真を中心に、オーストラリア、写真、カメラのことを綴っていきます

《ボブ•マーリー ONE LOVE》を観てきた

毎度、ran135 です。

 

先週末、「ボブ•マーリーOne Love」を観て来ました。

 

ライカQ2モノクロームで撮影

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ボブ•マーリー好きとしてはかなり楽しめた。彼の歌が好きだから、曲が流れるだけで気分が良くなる。

ライカQ2モノクロームで撮影

 

映画好きとしてはちょっと物足りなかった。ストーリーがさらっと流れすぎているように感じた。映画の中に引き込まれていくような、グッとくるシーンがあまりなかった。あくまでもこれは僕だけかもしれないけど。もっと深いところまでボブ•マーリーの感情を表現してほしかったな。なんとなく彼のいいところばかりを見せられているようでね。悩んだり葛藤するシーンもあるにはあったけど、それもさらっと流された感じ。妻のリタ•マーリー、息子のジギー•マーリーが製作者として関わっているのが影響しているのかな。いいとこ見せようとしすぎたのかもと勘ぐってしまった。

 

ネガなことを書いてしまったが、全体としてはいい映画。ボブ役のキングズリー•ベン=アディルもリタ役のラシャーナ•リンチもはまり役だと思うし、違和感はなかった。

 

一応写真のブログなので書いておくけど。ジャマイカで撮影された映像の色がとてもいい。時代を反映したノスタルジックなカラーなんだけど、すごく効果があった。

 

さて、ボブ•マーリー好きの僕としては、映画はたくさんの人に見て欲しい。ボブ•マーリーの事をたくさんの人に知って欲しいし、彼の曲をいろんな人に聞いてもらいたいから。

 

それで、映画の中で流れた曲を何曲か貼っときます。

 

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名曲、「NO Woman, No Cry」。この曲が流れる時の夕日のシーンがとてもきれい。

 

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予告編でも流れている「Redemption Song」。アコギだけでボブマーリーが物語を読むようにやさしく歌いかけるような歌。彼の歌声に包まれるような感じになる。焚火を囲んで子供に歌っているこの映画のシーンにを見て納得。

 

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「Exodus 」は有名な曲でもあるし、アルバムのタイトルにも使われている。このアルバムのデザインに関した話が出てくる。自然に体が動くリズム感、ビートがたまらない。これはボブ•マーレーのほとんどの曲に言えることか。

 

 

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1枚目の写真に写っている本の帯にある言葉はこの曲「Get up, Stand up 」から。自分の権利の為に立ち上がれと言う強いメッセージが伝わってくる。

とは言うものの、現代のように理不尽な要求を強要されるのも、困りものだが。

 

他にもボブ•マーリーの曲はいい曲がたくさんあるので気になる方は是非聞いてください。

 

最後に小ネタ。映画観終わってクレジット見ていたらブラピがエクゼキュティブ•プロデューサーとして関わっていてビックリ。

 

それでは。