路地裏メルボルン

フィルムカメラで撮るスナップ写真を中心に、オーストラリア、写真、カメラのことを綴っていきます

メルボルンのフィルム写真、裏事情

毎度、ran135 です。

今回はメルボルンのフィルム写真のこと。

以前にもブログに書きましたが、いまだにフィルム写真の人気は衰えていないよう。新しいラボができたりしてるし。

年末にブローニーフィルムを買いにいったラボも忙しくて、接客まで結構待ってました。待つのは嫌だが、こういった状況は、フィルム写真ファンとして嬉しい。

Melbourne, 01-2024

 

しかし、去年11月末、行きつけのカメラ店にいった時、ある話を聞いてビックリ。

「8割5分のお客が現像したネガを取りに来ない」というラボの話。

機材:Fujifilm X-T30 XF18-55mm


ラボによっては、郵送受付がメインでやっている所があり、そういったラボはスキャン画像をDrop Boxとかで送り、現像したネガは、郵送してもらうか(郵送料はもちろん別途にかかる)受け取りに行くかのどちらか。

それでかなりのお客さんがスキャン画像で満足してネガを引き取りにいかないらしい。だから、未回収のネガがたまっていき、ラボが困ってるそうだ。最終的にはある期間を過ぎると処分するみたい。

 

フィルム写真の楽しさ、良さというのは色々あって、人それぞれの楽しみ方があると思うけど、ネガ(あるいはポジ)として残ることも、フィルムの良さだと思っていたので驚いた。とはいうものの、現像済フィルムは保管状態によってはカビも生えるし、もちろん月日が経つと退色もするだろうから、デジタルにしておくと後々役に立つ。だからネガがいらないという人がいても不思議じゃないのかも。

それと、デジタル写真とは一味違ったエモい写真をSNSにアップしていくのが最終目的になってるということもあるだろう。そう考えると、コンパクトフィルムカメラが人気なのも頷ける。

 

機材:Fujifilm X-T30 XF18-55mm

去年、セールの時に買ったロモのデジタライザ(DigitaLIZA )。スマホで撮った画像が気に入らなかったので使ってない。その内、マクロレンズで試そうと思ってるが、ほったらかしだ。

 

最後に、フィルムカメラで撮影したメルボルンの写真を載せておきます。

 

Melbourne, 01-2024

Melbourne, 01-2024

Melbourne, 01-2024

Melbourne, 01-2024

Melbourne, 01-2024

それでは。